【価格は日本円で約424万円から】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが米で早くも一部改良へ!気になる値上げ幅は?日本でも年次改良が入る可能性は?
一部改良内容は極めて小さいが、全体的に約3万円の価格アップになるようだ
2023年2月に日本でも販売された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)。
スタイリッシュで近未来的なエクステリアを持ち、日本国内だと排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンをベースにしたハイブリッド(HEV)モデルだけでなく、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジンをベースにしたハイブリッド(HEV)モデルが設定されました。
私も本モデルが納車されて、もうすぐ8か月が経過しようとしていますが、「コンパクトなボディサイズとスポーティなスタイリング」「それでいて低く見えるのに”低すぎない”車高でバンパーを擦りにくい」「走りもキビキビしている」など、総じて満足度の高い一台です。
そんなプリウスですが、早くもアメリカ市場向けのフルモデルチェンジ後”初”となる一部改良版が発表されました。
2024年モデルの一部改良版では何が改良・変更される?
早速、アメリカにて販売される一部改良版・新型プリウスの改良・変更内容を見ていきましょう。
改良内容としては極めて小さく、詳細は以下の通り。
➀「Beyond Zero」バッジを追加
②インテグレーテッドストリーミング技術の搭載
③施錠/解錠時のアンサーバック音を新しく追加(カスマイズ可能?)
➀「Beyond Zero」バッジを追加
まずは新バッジの追加についてですが、これまでプリウスは、リヤテールゲートの中央に”PRIUS”のレタリングバッジを貼付し、右下には”HEV”もしくは”PHEV”のバッジを貼付していました。
ですが、今回の一部改良により「Beyond Zero」バッジを新しく追加するとのことで、トヨタの掲げる「カーボンニュートラルの未来に近づくための世界的な取り組み」をアピールするための改良となるようです。
もちろん、このバッジを追加したからといって、パワートレインやハイブリッドシステムがアップデートするわけでもないので、あくまでもバッジが追加されるだけになります。
②インテグレーテッドストリーミング技術の搭載
続いては、インテグレーテッド(統合)ストリーミング機能のアップデートについて。
今回の一部改良によりApple MusicやAmazon Musicのサブスクリプションサービスを利用することが可能になり、車のインフォテインメントシステムに接続して、外出先でも曲を楽しむことができるようになりました。
車もただ単に移動するだけの道具ではなく、移動・旅を楽しむための相棒、そしてもう一つの部屋として、更に使い勝手を向上しています。
③施錠/解錠時のアンサーバック音を新しく追加(カスマイズ可能?)
そして3つ目が、施錠/解錠時のアンサーバック音を新しく追加するというもの。
音響エンジニアによって作成されたこのアンサーバック音は、「ドアの施錠と解錠を知らせる際に、心地よく、独特な音になる」ように設計されているそうで、同社によれば、トーンの音量はインフォテイメントシステムで調整可能とのこと。
日本仕様に関しては、アクアやシエンタ同様のエレクトーンのような「ふぁ~ん、ふぁ~ん」という柔らかいアンサーバック音が採用されていて、その音量もディスプレイオーディオにて変更可能ですが、アメリカ市場向けはどのような音が追加されるのか気になるところですし、日本市場向けも何れ新たなアンサーバック音が追加されるのか注目です(OTAアップデートで簡単に追加できそうですが…)。