レクサス新型LX600の納車後雑感。「デカくて盗難が怖くて目立つ」「システムセキュリティを取り付けてから色々と気を遣う」→だけどついつい乗りたくなってしまう理由とは？

2023-10-10

新型LX600でオフロードを走ることはなさそうだが、ついつい乗りたくなってしまう車なのは間違いない

2023年5月に私に納車されて、もうすぐ10か月が経過しようとしているレクサスのフルモデルチェンジ版・新型LX600ベースグレード・3列7人乗り[4WD]。

本モデルの走行距離も、もうすぐ4,000kmに到達しそうな勢いですが、既に別に所有するトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)ガソリンZX・3列7人乗り[4WD]の方が利用率が高いので、既にこちらは4,000km目前。

今回は、本モデルが納車されてからの雑感に加え、色々と不満・満足に感じているポイントも紹介していこうと思います。

日本の道路事情に合っていないので、走る場所も駐車場に停める場所も考えなければならない

まず新型LX600を所有してみて思ったことは、走る場所や駐車する場所を事前に考えておく必要があるということ。

できるだけマイナーロードや狭い道は避けたいですし、だからといって大通りや国道を走れば(走る時間帯によっては)渋滞が発生するなど、普段の足車として活用している軽自動車やミドルサイズSUV、コンパクトカーとは状況が異なるため、結構気を遣うのが正直なところ。

駐車場ももちろん、有料駐車場や立体駐車場、地下駐車場にしても、できるだけ目立たない場所や盗難被害の遭いにくい場所、駐車スペースができるだけ大きく確保されているところなど、そういった様々なことを考えながら探す必要があるため、これも中々に精神的に疲れるところなんですね(地下駐車場でも、全長5,100mm以上だと止めることのできないところもある…LX600はちょうど全長5,100mm)。

不満に感じるところは多いものの、それ以上に「乗りたくなる」魅力も多い

「フルサイズSUVなんだから、日本の公道だと使い勝手が悪いのは納車される前からわかってたことだろ」と言われればそれまでですが、これだけ気を遣う車ながらも、ついつい乗りたくなってしまうのがLX600の不思議な魅力ポイント。

その理由には、デザインがカッコ良くて走りや乗り心地も快適だから乗りたいという気持ちもありますし、妻や子供からの評判も高いので、極上のファミリーカーとして長距離移動や家族旅行用として重宝しているのも理由の一つ。

ネガティブな要素も多いとは思うが、LX600だからこそ得られる付加価値はそれ以上に大きい

だからこそ、「デカい」や「不便」「サイズ感や盗難面で気を遣う」「疲れる」といったネガティブな要素以上に、実際に乗って得られる付加価値も大きいですし、「この車だから」こそ体感できたことも多いだけに、「これからもこの車で家族とともに旅に出かたい」という想いが強くなっているのかもしれません。

もちろん、そういった付加価値だけが全てではないですし、家族がLX600を好きでいてくれているのも重要なポイントですから、私も自然とこの車でどこかに出かけたいと感じているのだと思います。

2ページ目：新型LX600のシステムカーセキュリティを取り付けてから、とにかく取り扱いが大変で面倒だが…？