これがフルモデルチェンジ版・新型V38スカイライン?インフィニティ(日産)が初のピュアEVセダン「Vision Qeコンセプト」を世界初公開!更にピュアEV SUVもチラ見せ

インフィニティ初となるピュアEVは、まさかのハイパフォーマンスセダン

日産の北米ブランドでお馴染みとなるインフィニティが、日本時間の2023年10月24日23時59分に、同社の新世代ピュアEVセダンとなる新型ヴィジョン・キュー・イーコンセプト(Infiniti Vision Qe Concept)を発表し、更に本モデル含む全4車種の新型車も公開しました。

インフィニティにとって初のピュアEVモデルとなるVision Qeコンセプトですが、その記念すべき1台目がSUVやクーペではなく、ハイパフォーマンスセダンというところも中々に驚き(っというかインフィニティらしい)。

更にピュアEV独自ともいえる、インフィニティ初の超大口グリルも採用しているとのことですが、一体どのようなデザインなのか?早速チェックしていきましょう。


何とジャパンモビリティショーにて実車デビューするようだ

こちらが今回、インフィニティが世界初公開した新型Vision Qeコンセプト。

スポーティで伸びやか且つ、優雅なハイパフォーマンスセダンにも見えますが、まるでフルモデルチェンジ版・日産の新型V38スカイライン(Nissan New V38 SKYLINE)を彷彿とさせるデザインに。

ちなみにこのモデル、2023年10月25日のプレスデーより開催されるジャパンモビリティショーにも実車展示される予定とのことで、エクステリアのみの公開となるのか、内装も併せて公開されるのかは不明。

無駄を無くした洗練されたピュアEVセダン

こちらがサイドビュー。

伸びやかなボディラインは、4ドアセダンというよりもファストバッククーペのようにも見えますし、近年のトレンドを取り入れた近未来性があったり。

なおインフィニティによれば、同社初のピュアEVセダンは「洗練されたモデル」であることを意識していて、視覚的要素から様々な刺激を与える一台になるとのこと。

なおボディサイズや具体的なスペックについては明らかにされていませんが、その伸びやかなスタイルと”ハイパフォーマンスセダン”という位置づけを考えると、Q60以上をイメージさせるものがあります。

超巨大フロントグリル名称は「ダブルアーチ」グリル

改めてフロントマスクを見ていきましょう。

やはり一番の注目はフロントマスクだと思いますが、Vision Qeにはインフィニティの新世代デザイン言語となる「Artistry in Motion」を採用していて、流体の流れを滑らかにするシングル・フルード・モーション機能を用いて、ボンネットからフェンダーを越えてリアに伸びるラインを独自に開発。

そしてインフィニティの新たなデザイン言語の一つでもある「ダブルアーチ」グリルのモチーフも引き継がれていて、デザイナーは従来のグリルインサートを廃止し、代わりにフロントバンパーの幅全体にわたるユニークな照明を採用することで、まるで大口グリルを設けているかのような錯覚を与えているようです。

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