(2024年)一部改良版・スズキ新型スイフトスポーツ/ワゴンRのMT仕様が追加発表!何とMT廃止ではなく遅れての発売…ちなみにスイスポの値上げは約15万円
スズキはユーザーのことを第一に考え、ラインナップの充実化を維持している
2023年10月、スズキが一部改良版・新型スイフトスポーツ(Suzuki New Swift Sport)/ワゴンR(New Wagon R)の2車種を発表し、更にそのときはATモデルのみの発表だったため「遂にMTモデル廃止なのか…」とSNSでも話題に。
しかしながら、実際のところはトランスミッションによって一部改良版の販売時期をズラしているだけで、今回2023年11月13日に両車のMTモデルが発表(復活)され、ワゴンRは同月24日より、そしてスイフトスポーツは同月27日より発売されることが明らかとなりました。
グレード別価格帯も含めて早速チェックしていきましょう。
今回の一部改良は、あくまでも法規制の対応がメインであり、内外装デザインの変更は無し
早速、一部改良版・新型スイフトスポーツ/ワゴンRのMTモデルの改良・変更内容を見ていきましょう。
今回の改良内容は、あくまでも法規制対応がメインであり、内外装デザインの変更は特に無し。
スイフトスポーツは6速MTモデル、そしてワゴンRは5速MTモデルを継続して販売することになりますが、まさかタイミングをズラして販売してくるとは…
当初はATモデルのみが先に販売されたため、「遂にスズキもマツダのようにMTモデルを淘汰していく時代になるのか…」と思っていましたが、しっかりとユーザーが選択できる幅を維持しているところはスズキの素晴らしいところだと思います。
ただその一方で、やはり昨今の諸事情による材料費高騰や物流費の高騰による車両本体価格の値上げは避けることが出来ず、両車ともに大きく値上げしているので、こればかりはどの自動車メーカーも致し方ないところだと思います。
一部改良版・新型スイフトスポーツ/ワゴンRのグレード別価格帯をチェック!
改良・変更内容などが明らかになったため、ここからは両モデルのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
※おさらいも兼ねて、CVTモデルやATモデルの車両本体価格も記載しています
【(2024年)新型ワゴンR/スイフトスポーツのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】
[ワゴンR]
◇FX(CVT):[2WD]1,296,900円/[4WD]1,420,100円
◇[NEW]FX(5速MT):[2WD]1,294,700円/[4WD]1,417,900円
◇HYBRID FX-S(CVTのみ):[2WD]1,463,000円/[4WD]1,586,200円
[ワゴンRスティングレー]
◇HYBRID T(CVTのみ):[2WD]1,765,500円/[4WD]1,888,700円
[ワゴンRカスタムZ]
◇HYBRID ZX:[2WD]1,551,000円/[4WD]1,674,200円
◇HYBRID ZT:[2WD]1,710,500円/[4WD]1,833,700円
[ワゴンR福祉車両]
◇ワゴンR昇降シート車:[2WD]1,508,000円/[4WD]1,617,000円
◇ワゴンRカスタムZ昇降シート:[2WD]1,649,000円/[4WD]1,758,000円
[スイフトスポーツ]
◇スイフトスポーツ(6速AT):[2WDのみ]2,236,300円
◇[NEW]スイフトスポーツ(6速AT):[2WDのみ]2,164,800円
上の一覧にある通り、ワゴンRのCVT/5速MTモデル共に前モデルよりも+77,000円アップし、スイフトスポーツも6速AT/6速MTモデル共に+147,400円の価格アップとなっています。
法規制対応や材料費高騰による車両本体価格の値上げは避けられないものの、一方で希少なMTモデルを残してくれた(もしくは復活してくれた)スズキの配慮に感謝したいところ。