一部改良版・スズキ新型ジムニー(4型)が2024年春に発売予定!遂にバックソナーが標準装備されるもカスタムし辛くなる?ATモデルの納期は「2025年」?
早いもので、スズキ・ジムニー(JB64)も2018年にフルモデルチェンジして5年が経過するのか
2018年夏に発表・発売されて5年以上が経過した、スズキ・ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。
約20年ぶりのフルモデルチェンジということもあって、発売直後から受注が殺到し、当初は軽自動車タイプのジムニーで1年半~2年、普通乗用車タイプのジムニーシエラで納期2年半~3年と云われていました。
そんなジムニーも、2021年9月に初の一部改良を迎え、2022年6月には3型として2回目の一部改良を迎えたわけですが、今回約2年ぶりとなる2024年春頃に、3回目となる4型の一部改良を迎える予定となっています。
これまで法規制対応を繰り返してきたジムニーですが、今回の4型ではどのような改良・変更が行われるのかチェックしていきましょう。
2024年モデルの一部改良は法規制対応によるバックソナーの追加のみ
まずは、今回の2024年モデルの一部改良に関する情報を見ていきましょう。
今回で4型となる新型ジムニーですが、上の画像にもある通り、改良・変更内容としてはリヤパーキングセンサーが追加されるのみ。
しかもリヤパーキングセンサーの搭載位置は、上の画像の赤丸にあるリヤバンパーの左右に設定される予定なので、これにより社外パーツの付け替えはかなり厳しくなりそう(おそらくアフターパーツメーカーもソナー対応の対策品を販売するとは思いますが…)。
法規対応といえども、3型辺りからオフロードに向かない改良が目立ってきたな…
ちなみに、2022年6月に発表された3型の一部改良では、5速MTモデルでも停車時にアイドリングストップシステムが追加され、インテリアのインパネのレイアウトが変更されました。
この他にも、法規対応により衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)やペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)が追加装備されたことで、オフロード走行が安易にできなくなる?など、より一層ジムニーの個性や良さが制限されることに。
先述にもある通り、今回の一部改良で4型となる新型ジムニーも、リヤパーキングセンサーが標準装備されることで安全性能は更に向上するものの、カスタムの楽しみが制限されるのはちょっと寂しいところかもしれません。
なお、このリヤパーキングセンサーについては、普通乗用車タイプとなるジムニーシエラ(New Jimny Sierra)でも設定される予定です。
あとは、今回の一部改良に合わせて、他モデル同様に材料費や物流費の高騰による値上げも行われる予定。
どの程度価格アップするかは不明ですが、昨今のスズキの値上げ事情を考えると、5万円~8万円ほどの価格アップに留まるかもしれませんね。