これ本当?フルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロが2027年デビューとの噂。デリカミニのヘッドライト意匠にレンジローバーのグリルを採用?

本当にデビューするかはわからないものの、三菱からパジェロが復活するのはアツい

2023年の三菱は、スーパー軽ハイトワゴンとなる新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)を発売し、納期半年近くまで延びるほどの大ヒットモデルとなっていますが、今度はこのモデルに続き、フルモデルチェンジ版・新型パジェロ(New Pajero)がデビューするとの噂が浮上しています。

自動車情報誌ベストカーさんの報道によると、次期パジェロは2027年頃に登場予定とのことで、三菱の事情をよく知る情報筋からの又聞きとのこと。

果たして信憑性があるのかどうかは定かではないものの、仮にパジェロが新型として復活するのであればアツい話ですし、トヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やランドクルーザー250、更にランドクルーザー70といったオフロード志向のクロカンモデルが発売される中で、三菱としても負けられないところだと思います。


顔つきはデリカミニとレンジローバーのミックス?

そこで一つ気になったのが、新型パジェロのフロントマスクがどのようなデザインになるのか?ということ。

これまでの三菱のデザインアイデンティティでもあるダイナミックシールドグリルが採用されるのかと思いきや、ベストカーさんの完成イメージレンダリングを見ていくと、何とダイナミックシールドグリルは採用されず、どちらかというとランドローバー新型レンジローバー(Land Rover New Range Rover)のような顔つきになるとのこと。

少しイメージしづらいかと思いますが、レンジローバーのフロントグリルが上の画像のようなVモーションチックなデザインを採用しており、おまけにフロントヘッドライト意匠はデリカミニ風のU字型LEDポジションライトを採用。

元々デリカミニのヘッドライト意匠は、ランドローバー新型ディフェンダー(New Defender)に似ていたことから、”ミニディフェンダー”とも呼ばれていましたが、次期パジェロのデザインはいうなれば、レンジローバーとディフェンダーをミックスしたようなデザインになるということに。

デリカミニで成功したから、次期パジェロでも同じ手法で成功するとは限らない

確かに三菱は、デリカミニの顔つきが変更されたことでは勢いを付けたものの、「デリカミニのデザインをモチーフにした和製レンジローバー」が日本人ユーザーに受け入れられるかは疑問に思うところ。

もちろん、ベストカーさんが予想するデザインがそのまま採用されるかもわからないですし、そもそも次期パジェロが本当にデビューするかも不明ですから、現時点では予想の域を超えることは無いものの、少なからずベストカーさんの予想する記事のままだと「三菱は他社を真似るメーカー」というレッテルを貼られることになるかもしれませんね。

2ページ目:次期パジェロのプラットフォームやパワートレインはどうなる?