これ本当?フルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロが2027年デビューとの噂。デリカミニのヘッドライト意匠にレンジローバーのグリルを採用?

(続き)フルモデルチェンジ版・三菱の新型パジェロのプラットフォームやパワートレインはどうなる?

引き続き、自動車情報誌ベストカーさんが報じる三菱の次期パジェロに関する噂をチェックしていきましょう。

えっ、次期パジェロにはラダーフレームが採用されない?

引き続き報道されている次期パジェロに関する噂を見ていくと、プラットフォームはアウトランダー(Outlander)や日産の新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33)に設定されるCMF-C/Dがベースになるとのことで、パジェロ本来の悪路走破を強みとする「ラダーフレーム・ビルトイン・モノコックボディ(モノコックボディにラダーフレームを熔接した形)」ではないとのこと。

そして気になるパワートレインですが、こちらもアウトランダー同様に排気量2.4L 直列4気筒エンジン+電気モーター+バッテリーを組合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)が設定されることが確実なのだそう。

もしくは全く新しい視点で小排気量過給エンジンが搭載される?との噂もあるそうですが、悪路を走破するオフロードモデルを想定するのであれば、プラグインハイブリッド(PHEV)ではなく過給機モデルが理想ではあるものの、先述にある通りデビュー時期が2027年を予定しているのであれば、その頃には法規制も絡んでガソリンモデルのみのラインナップも厳しいかもしれません。


次期パジェロはあくまでも海外市場向けを優先するグローバルモデル?

ボディサイズについては、ベストカーさんの予想によれば全長4,900mm×全幅1,900mm×全高1,850mmと、アウトランダーよりもサイズアップし、シートレイアウトも3列7人乗りの可能性もあるそうです。

駆動方式においては、三菱独自の四輪駆動システム(S-AWC)のアップデート版とのことで、オンロード/オフロードともに高い安定性を確保しつつ、上質な乗り味や走りを提供するとのこと。

生産元に関しても、日本国内ではなく海外市場を視野に入れているとのことですが、ランクルのように日本市場での高い需要があるわけでもなく、あくまでも海外市場を優先していくとの見方も。

元々三菱の立ち位置としては、東南アジアを中心にSUVやトラックの販売需要を伸ばすことが主な役割のため、仮に次期パジェロが発売されるのであれば、アジア諸国を中心に販路を広げ、その市場の一部に日本市場が含まれるという構想なのかもしれません。

1ページ目:次期パジェロのフロントマスクはランドローバー・レンジローバーとディフェンダーのミックス版?

三菱関連記事