この事故はヤバイ…スバルWRXが雪道で追越し失敗→除雪車と衝突して「車体半分を失う」大事故→奇跡的にけが人は無し。25年ルール規制をクリアしたインプレッサ22B STiが米オークションに登場!

これだけの衝撃的な事故が起きながら、けが人がいなかったことは不幸中の幸いだと思う

2024年1月19日、アメリカ・ニューヨーク州交通局の公式X(旧Twitter)アカウントNYSDOTが、「道路が雪やぬかるみで覆われているときは、無茶な追い越しはしないでください。幸い、今回の衝突事故でけが人はいませんでした。」と注意喚起の投稿とともに、衝突被害の事故動画を公開しました。

これはニューヨーク州交通局が、とあるエリアの除雪作業を行っているドライブレコーダーの映像で、反対車線から無茶な追い越しを仕掛けるスバルWRXが、タイミング悪く追越しに失敗 → 除雪車両と衝突して車両が真っ二つになるという衝撃的な事故となっています。


スバルWRXと除雪車との衝突事故はこうやって起きた

こちらが今回、NYSDOTが公道に積もった雪を除雪していたときのドライブレコーダー映像。

走行車線の先には、明らかに大型トラックを追い越し中の車両が確認できます。

無理やり追い越しをしかけてきたのは、黒色のスバルWRXセダン(日本ではWRX S4)で、ドライバーもかなり焦っているのか、追い越した瞬間に走行車線に戻ろうとしています。

しかしながら、勢いよく走行車線に戻ろうとしたのか、それとも迷いが出てブレーキングしてしまったのか、はたまた四輪駆動[4WD]システムを過信しすぎたのか、若干ケツを振らせてスリップ。

そしてWRXのリヤセクション部分が、除雪車とダイレクトに衝突。

追い越されたトラックも減速しているように見えますが、おそらくリヤセクションが粉々に粉砕したWRXと接触している恐れが高そう。

大破したWRXが見るに堪えがたいものに

そしてこちらが事故後の現場。

レッカー車に載せられるWRXが確認できますが、その姿は凄惨なもので「よくこれで無傷だったな…」と思う程。

リヤセクションがぐちゃぐちゃ…

当時、WRXの後部座席には乗員が居なかったそうで、仮に乗員がいたら最悪の事態になっていたかもしれません。

後ろ半分を失ったWRX

そしてこちらが、車体の後ろ半分を失ってしまったWRX。

追越しに失敗して、スライドしながら除雪車と接触したときことが明確にわかる損傷具合。

こうして見ると、例え四輪駆動[4WD]モデルであっても、走り出しや加速は優れているかもしれないのですが、追越し後の車線変更や減速は、4WDだからといって過信すると危険な目に遭うため、雪道の無茶な追い越しを抑止するための貴重な映像になるかもしれませんね。

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