この事故はヤバイ…スバルWRXが雪道で追越し失敗→除雪車と衝突して「車体半分を失う」大事故→奇跡的にけが人は無し。25年ルール規制をクリアしたインプレッサ22B STiが米オークションに登場!

(続き)一体いくらになる?日本限定400台のみ販売されたスバル・インプレッサ22B STiが競売にて出品へ!

続いて、スバルが1990年代後半に日本限定400台のみ販売したインプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)がアメリカのオークションサイトにて出品されています。

本モデルは、スバルの創立40周年を記念し、更にWRCマニュファクチャラータイトル3連覇を記念して製作された採算度外視のハイパフォーマンスモデル。

海外市場向けの個体も含めると、世界限定424台とのことですが、今回はその内の1台がアメリカのオークションサイトCars&Bidsにて登場しています。
※内訳としては、日本に400台、イギリスに16台、オーストラリアに5台、プロロタイプが3台


1998年に製造されたため、アメリカの輸入規制「25年ルール」をクリア

こちらが今回出品された、1998年式のスバル・インプレッサ22B STi。

本モデルは右ハンドル仕様のため、アメリカでの輸入は特別な理由が無い限り禁止されていますが、一部のエリアに限定して、製造されてから25年経過したモデルに関しては、輸入規制が緩和するという「25年ルール」が設けられており、今回出品されたインプレッサ22B STiは、ちょうど25年ルールが解禁されたばかりなんですね。

おまけにこのモデル、日産スカイラインGT-R R34(Nissan SKYLINE GT-R R34)に続いて、超高額値で取引されている大人気JDMスポーツカーで、その一方で盗難被害に遭いやすい一台でもあります。

今回の25年ルール解禁により、日本にあるインプレッサ22B STiがどれだけ盗難被害を受けるかも心配ですが、今回の個体は正規で輸入されたものだそう。

見た目とコンディションは特に問題無く、エンジンも良好とのことで、おそらく前オーナーは定期的なメンテナンスを行っていたのだと考えられます。

22B STiは、クーペモデルのインプレッサから特別に改造されたハイパフォーマンスモデル

ちなみにこのモデル、クーペボディのインプレッサをベースに、鋼板プレスの専用ボディパネル(前後フェンダーパネル)および専用バンパー(前後)を用いることで、全幅1,770mmまでワイド化。

更に、エクステリアパーツもWRカーの意匠に統一され、ボディも専用のブルーで塗装しています。

パワートレインは、EJ20をベースにボアを96.9mmまで拡大したことで、排気量2.2L 水平対向4気筒ターボチャージャー付エンジンにアップデートされ、最高出力は自主規制の280psいっぱいではあるものの、実際のエンジン出力は350ps近かったのでは?との噂もあるようです。

内装のコンディションも予約、ゴリッゴリのロールバーも装備。

シートはブラックを基調としつつ、ブルーン差し色が入ったスポーツタイプ。

気になる予想落札価格は?

そして走行距離は77,405kmと、年式の割にはそこまで走られていない印象。

なおこのモデルの入札額は、2024年1月20日時点で、5日残しながらも100,000ドル(日本円に換算して約1,480万円)。

予想落札価格は150,000ドル(日本円に換算して約2,200万円)以上とのことですが、今回の25年ルール解禁により、更に神格化されて高騰することが予想されますし、日本円で3,000万円超えも十分にあり得るかもしれませんね。

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Reference:motor1.com, Cars&Bids