韓国の犯罪集団が大規模なマネーロンダリングで逮捕→ブガッティやフェラーリ、ピカソの絵画、APなどの高級腕時計含む「約59億円」の金品を押収
犯罪者集団がハードルの高いブガッティを新車で購入できたことも驚き
2024年1月22日、韓国メディアのKorea JoongAng Dailyより、韓国の犯罪者集団がマネーロンダリングなどの疑いにより逮捕され、ブガッティやフェラーリ、ピカソの絵画、高級腕時計、高級ジュエリーなど、総額にして約4,000万ドル(日本円に換算して約59億円)の金品を押収したと報道しています。
マネーロンダリングなどの疑いで逮捕された9人は、フィリピンにて2017年2月以降、計16か所の違法オンラインギャンブルウェブサイトを開設し、これに関連した人物で起訴され、ウェブサイトにて得られた収益は、高級車や不動産、美術品の購入に充てられたとのこと。
※マネーロンダリングとは?・・・資金洗浄のことを指し、規制薬物取引や盗品などの贓物取引、身代金、詐欺、違法賭博、脱税、粉飾決算、裏金、偽札などの犯罪行為によって得た現金から、出所を消すことで正当な手段で得た資金と見せかける違法行為
なかには世界限定20台のみとなる希少なブガッティ・シロンスポーツの姿も
こちらが今回、マネーロンダリングなどの疑いで押収した一部となる車両になりますが、手前からフェラーリ296GTB、ブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)、そしてフェラーリ・ローマ(Ferrari Roma)となっています。
検察によると、容疑者の1人は620万ドル(日本円に換算して約9.2億円)相当のスーパーカーを輸入したとのことで、上記の3モデル以外にも数台のフェラーリやランボルギーニも含まれているとのこと。
金額から考えるに、おそらくブガッティ・シロンは新車での購入になるかと思われますが、新車購入前の審査など、かなりハードルの高いシロンを購入できたとなると、韓国の犯罪者集団は巧妙にブガッティ社を騙していた恐れが高そうですね(それを見抜けなかったブガッティも叩かれそうな気もしますが…)。
特にその中で最も高額なのは、中央にダイナミックに番長停めされたブガッティ・シロンスポーツ。
本モデルは、2019年3月にスイス・ジュネーブモーターショーにて発表された特別仕様車シロンスポーツ110 ans Bugatti。
フランス国旗のアクセントが加味された貴重な個体
本モデルは、ブガッティブランド生誕110周年を祝うモデルで、ブガッティの母国、フランスへの敬意が表現された世界限定20台のみの特別モデル。
日本人(北海道)オーナーにも納車されている超希少な特別仕様車で、特徴としては、サイドミラーキャップ等にフランス国旗のブルー・ホワイト・レッドの3色をアクセントを使用しています。
ボディやフロントエンドはカーボンファイバーパーツを使用し、フロントグリルにはW型16気筒クワッドターボエンジンを意味する16のカラーアクセントとアルミ製グリルを採用しています。