大規模不正で話題のダイハツに遂にキャストとトヨタ・ピクシスジョイに約32万台の大量リコール!ランドローバー新型ディフェンダー等が走行できない不具合!
衝突時にパワードアロックが作動し、乗員を救出することが困難に
2023年12月20日の大規模不正が明らかになっていこう、主力モデルの詳細な不正内容などが明らかになったダイハツですが、2024年1月20日、国土交通省の公式プレスリリースより、キャストとトヨタへのOEMモデルとなるピクシスジョイの2車種・計322,740台にリコールが届け出されています。
不具合内容としては、運転者席ドアにおいて、側面衝突時のドアロックの作動に関する検証が不十分であったため、衝突時にパワードアロックが作動することがあるとのこと。
そのため、衝突時に全てのドアが施錠され、乗員の救出に時間を要するおそれがあるとしてリコールを届け出しています。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内調査により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ダイハツ・キャスト]
・DBA-LA250S, 5BA-LA250S, 3BA-LA250S/LA250S-0000067~LA250S-0239782/平成27年8月31日~令和5年6月9日 /239,616台・DBA-LA260S, 5BA-LA260S, 3BA-LA260S/LA260S-0000065~LA260S-0048615/平成27年8月31日~令和5年6月9日/48,530台
[トヨタ・ピクシスジョイ]
・DBA-LA250A, 5BA-LA250A, 3BA-LA250A/LA250A-0000052~LA250A-0028620/平成28年8月31日~令和5年6月9日/28,324台・DBA-LA260A, 5BA-LA260A, 3BA-LA260A/LA260A-0000053~LA260A-0006375/平成28年8月31日~令和5年6月9日/6,270台
改善措置として、全車両、運転者席のドアロックを対策品と交換するとともに取扱説明書に記載のあるキーの操作方法を修正するとのこと。
なお、対策品の供給に時間を要することから、ご希望されるお客様にはドアロック操作にキーが使用できずリモコン操作のみに制限されるが、衝突時に施錠されない暫定措置を行い、部品の準備が整い次第、改めて案内し対策品に交換するそうです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
ちなみに、自身が所有している車がリコール等の不具合の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「ダイハツのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。