【訃報】ランボルギーニ・カウンタックやミウラの生みの親であるマルチェロ・ガンディーニが死去。アキュラ(ホンダ)新型TLXが完全リークか

2024年は著名な人物の訃報が多いな…

2024年は、ドラゴンボールやアラレちゃん、ドラゴンクエストなどを描いてきた漫画家・鳥山明 氏や、ちびまる子ちゃんの声優でお馴染みとなるTARAKO 氏など、著名な人物の訃報が続いています。

そして今回、イタリアのレジェンドデザイナーであり、ランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach、クンタッチ)やミウラ(Miura)、ストラトス(Stratos)、ブガッティEB110などをデザインしてきたマルチェロ・ガンディーニ氏が逝去されました。

享年85歳でした。


ベルトーネ時代から代表的なモデルをデザインしてきたマルチェロ・ガンディーニ氏

イタリア国営報道機関RaiNewsによると、数々のイタリア車を手掛けた伝説的なデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニ氏が逝去されたと報じています。

同氏は、ランボルギーニのデザイナーとしてもよく知られており、ミウラやカウンタック、ディアブロ(Diablo)といったフラッグシップモデルのデザインを担当しました。

この他にも、ランチア・ストラトス(Lancia Stratos)やブガッティEB110、フィアットX1/9などのアイコンの背後にあるデザイナーでもあり、彼無しではこれらの特別なスーパーカー/スポーツカーは誕生しませんでした。

彼は、イタリア・トリノ生まれのデザイナーであり、1960年代半ばから1980年までイタリアのデザイン会社ベルトーネに属し、アルファロメオ・モントリオール、マセラティ・カムシン、初代フォルクスワーゲン・ポロ、フェラーリ308GT4などの有名モデルを任されました。

同氏は、キャリアの後半にはベルトーネを退職し、独立してシトロエンなどの自動車メーカーと協力を経て、人気モデルとなるBXを開発し、今や象徴的なモデルであり、ピュアEVとしても登場したルノー5(サンク)ターボを設計しました。

その他の注目すべき同氏のデザインには、BMW・5シリーズや、ランボルギーニ・エスパーダ、チゼータ・モロダーV16Tなどが挙げられますが、こうしてピックアップしてみると、改めて彼は唯一無二のデザイナーだったことが伺えます。

車以外にも家具や工業製品などもデザインしていたマルチェロ・ガンディーニ氏

なお彼は、80歳を過ぎても「生涯デザイナー」として活躍し続け、2017年にはインドのタタモータースと協力して、ジュネーブモーター ショーにて展示されたスポーツカーコンセプトであるTaMo Racemoを作成しました。

車以外にも、工業および家具のデザイン空間にも携わり、2024年1月にはトリノ工科大学から機械工学の名誉学位を授与されました。

RaiNewsによると、教会葬儀はガンディーニのアルメーゼデザインスタジオにて、現地時間となる2024年3月14日(木)の15時~19時まで、そして翌月15日(金)の10時~12時まで行われるとのことです。

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