ダイハツ新型ムーヴキャンバスに納車後初めての不具合?「2度ほどエンスト発生」「ウィンドウのガタつき音が気になる」「アイドリングストップのタイミングが早い」等

ムーヴキャンバスの満足度は総じて高いのだが、細かいところを見ていくと、やっぱり気になる点は多いかも

2022年9月に私の父母用に購入・納車されて1年6か月近くが経過しようとしている、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)Theory G[2WD]。

もうすぐ納車後18か月点検を迎える予定ですが、車の方は特にこれといった不具合や故障なども無く順調に距離を伸ばしています。

最近では往復300kmほどの長距離移動にも活用したため、走行距離も優に8,000kmを超えたわけですが、今回は改めて本モデルの気になる点や不満に感じるポイント、そして「これって不具合では?」と思うポイントを見ていきましょう。


ウィンドウのガタツキは結構大きめ

まずはムーヴキャンバスの窓ガラスのガタツキについて。

これは実際に他に所有するホンダ新型N-BOXカスタム・ターボ(Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)や、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premiumと比較してのインプレッションになりますが、フロント・リヤの窓ガラスをバイザーよりも下に少し下げた(開けた)状態で走行していると、結構なガタツキ音が聞えてくるんですね。

あまり窓ガラスを開けて走行することが無かったため、直近で外気温も高く、日差しのお陰で室内温度が高くなっていたので、換気も含めて少し窓を下ろして走行したのですが、N-BOXやデリカミニでは気にならなかったガタツキ音が、ムーヴキャンバスではここまで大きいとは…というのが正直な感想です。

なお、ムーヴキャンバスの窓ガラスのガタツキ音に関しては、ダイハツディーラーも把握しているそうで、実際に他のお客さんからも指摘が多いとのこと。

現状は対策なども無く、そのまま継続して乗ってほしいとのことです。

アイドリングストップに切り替わるタイミングが早すぎる?

続いては、ムーヴキャンバスのアイドリングストップのタイミングについて。

アイドリングストップは、赤信号や一旦止まれのときなど、速度がしっかりと0km/hになってブレーキを踏んでいるときに回転数が0rpmになることで、アイドリングもストップするというもの。

しかしながらムーヴキャンバスの場合は、車が完全に停車する前の徐行レベルでブレーキを踏んでいると、そのまま回転数が0rpmになってアイドリングストップしてしまうんですね。

オートブレーキホールドとの相性もあまり良くない

おまけに、ムーヴキャンバスはオートブレーキホールド機能が搭載されていて、ブレーキペダルを離せば自動でブレーキを維持しつつ、アイドリングもストップしてくれるのですが…

今回のように早すぎるアイドリングストップの後に停車 → オートブレーキホールド機能が作動 → ブレーキペダルを離す → なぜアイドリングがスタートするようなことが頻繁的に起きるため、この点はN-BOXやデリカミニには無いモヤモヤ感がありますね。

あと、オートブレーキホールド繋がりにはなってしまいますが、なぜかオートブレーキで停車している状態で、もう一度ブレーキペダルを踏むとオートブレーキホールドが解除される(合わせてエンジンも始動する)のかは疑問に思うところですし、N-BOXやデリカミニではそういった機能が無いのでちょっと戸惑うところかもしれません。

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