燃費ヤバいな…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で高速中心に走らせると燃費「16.8km/L」と優秀!トヨタのリモートアプリよりもホンダの方が最も優れている点は?

新型シビックタイプR(FL5)は「メリハリ」をつけて走らせることができるのが楽しい

2024年2月に納車されて、もうすぐ2か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

走行距離は1,100kmちょっとと、まだそこまで距離は伸びていないものの、これから桜のシーズンに向けて長距離移動用として活用することが多くなりそう。

シビックタイプR(FL5)は、ゆったりとグランドツーリングのように走らせることも可能であれば、ワインディングにてキビキビと攻める走りも可能なので、ある意味でメリハリがしっかりと利いた楽しいモデルだと思っています。

今回は、そんなシビックタイプR(FL5)にて近場乗りしたときの燃費性能や、無料高速道路中心の燃費性能、そして盗難対策にもつながるリモート操作アプリの使い勝手や、トヨタのリモート操作アプリよりも優れている点を見ていきたいと思います。


燃費性能は極端だが、走り方次第で優秀な燃費をたたき出すことも可能

まずは、シビックタイプR(FL5)の燃費性能について。

主に近場移動として活用するときの燃費性能を見ていくと…
※燃費情報はHonta Total Careのドライブノートより抽出

[走行データ➀]
・走行距離:1.8km
・平均燃費:6.4km/L
・ガソリン消費量:0.3L
・走行時間:7分

[走行データ②]
・走行距離:0.3km
・平均燃費:2.8km/L
・ガソリン消費量:0.1L
・走行時間:4分

[走行データ③]
・走行距離:25.5km
・平均燃費:10.0km/L
・ガソリン消費量:2.6L
・走行時間:41分

[走行データ④]
・走行距離:25.4km
・平均燃費:9.5km/L
・ガソリン消費量:2.7L
・走行時間:41分

データとしてはこんな感じ。

特に大通りやマイナーロードといった走行データ③~④は、2速⇔3速でエンジン回転数を上げつつ、周りの速度に合わせて走行しているものの、それでも10km/L付近は中々に優秀。

決して無謀な運転をしているわけでも、周りに迷惑をかけるような運転をしているわけでもなく、あくまでも高回転のエンジンサウンドを楽しむことを目的とした走りになります。

やはりストップ&ゴーの無い高速道路では強い

そしてこちらは、無料高速道路中心でほぼ6速固定、一般道は4速⇔3速を行き来するような走り方になりますが、その走り方になると燃費は更に大きく変化。

[走行データ➀]
・走行距離:9.1km
・平均燃費:9.9km/L
・ガソリン消費量:0.9L
・走行時間:19分

[走行データ②]
・走行距離:106.3km
・平均燃費:16.8km/L
・ガソリン消費量:6.3L
・走行時間:100分

無料高速道路中心とはいえ、その内の3割ほどは一般道なわけですが、それでも約100km走らせての区間平均燃費が16.8km/Lはかなり優秀。

私が過去に所有していたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)やハリアー(New Harrier)のガソリンモデルよりも優秀な燃費性能をたたき出していることが確認できます。

ちなみにこのときは、妻を助手席に乗せていたこともあり、常に穏やかで、シフトチェンジする際も慎重にクラッチ操作していたわけですが、変なギクシャク感もなかったそうで、こういったマイルドなグランドツーリング風の走りができるのも、シビックタイプR(FL5)の魅力だと思います。

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