腐っても鯛?事故で破損した限定63台のランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 63が「1.5億円以上」にて転売中!この価格で買う勇者はいるのだろうか…

いくら希少な限定モデルとはいえ、事故車でありながら新車価格以上で販売するのは無理がありそうだが…

ランボルギーニが2019年に発表した、世界限定63台のみとなるアヴェンタドールSVJ 63(Lamborghini Aventador Super Veloce Jota 63)。

世界限定900台販売されたアヴェンタドールSVJをベースに、ランボルギーニの創立記念年である1963の”63”をロゴ化し、更にトップルーフからリヤハッチフードにかけてカーボンファイバーパーツを使用した特別な一台です。

日本人オーナーにも納車されているこちらの個体ですが、海外のサルベージサイトとなるコパートにて、とんでもない価格にて転売されています。


左フロントが事故で損傷したアヴェンタドールSVJ 63

こちらが今回、サルベージサイト・コパート(Copart)にて販売されているアヴェンタドールSVJ 63の事故車。

販売元は、アメリカ・フロリダ州とのことで、アメリカ人オーナーに納車された個体ですが、ボディカラーはバルーンホワイトに、ブロンズカラーやカーボンブラック野アクセントが加味された渋い一台。

上の画像でもお分かりの通り、元オーナーが他車を巻き込む衝突事故を起こしたことでフロントバンパーを破壊してしまい、その後修理することなく売却することを決意したそう。

本モデルの新車販売価格は、当時で約6,300万円と言われましたが、その希少性の高さから新車価格の2倍以上となる1.5億円~1.8億円にて取引されることもありました。

事故車でありながらも新車価格帯の約3倍に迫る「約1.7億円」にて転売!

しかしながら、今回出品された個体は事故でフロントが損傷してしまった事故車であり、自走不可ではないものの(エンジン自体は何も問題ないとのこと)、修理費用だけでも高級外車1台分購入できそうなレベルの損傷(おそらくフロントバンパー全て交換になりそう…)。

そんな2020年モデルの事故車となるアヴェンタドールSVJですが、コパートでの販売価格は驚きの1,101,075ドル(日本円に換算して約1.7億円)。

まさかの新車価格の約3倍に迫る高額値での転売ということになりますが、果たしてそれほどの価値があるかどうか?と言われると何とも難しいところ。

アヴェンタドールSVJ 63自体が希少なモデルということもあり、事故していなければそれだけの価値はあるかと思いますが、このコンディションで購入する勇者が現れるかは微妙なところ。

一部のユーザーからすれば「約1.7億円」の価値がある個体?

リヤエンドは特に問題なく、左フロントバンパーのみに大きな損傷があるぐらいですが、仮にこのモデルを購入する勇者が存在するとなれば、大人気スーパーカー系YouTuberが動画のネタにするか、アフターパーツメーカーなどが専用ボディキットを装着 → コンプリートカーとして高額値で販売することぐらいでしょうか。

こちらは事故で外れてしまったプラスチックパネル類。

どうやら事故のときに回収したそうで、そのまま流用できるのであればセット販売するとのこと。

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