遂に来た!ダイハツ新型ムーヴキャンバス/ロッキーHEV/ライズHEVが出荷停止解除!トヨタが2024年4月「3回目」となる工場出荷目途が更新

遂にダイハツ/トヨタの”あの主力モデル”の出荷停止が解除!

2023年12月に発覚したダイハツの大規模不正問題ですが、徐々に主力モデルの工場出荷停止指示に関する解除が行われているところ。

2024年4月19日のダイハツ公式プレスリリースにて、遂に新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)やロッキーHEV(New Rocky HEV)、そしてOEMモデルのトヨタ新型ライズHEV(Toyota New RAIZE HEV)が出荷停止解除となりました。

なお、ムーヴキャンバスに関しては2024年4月23日より出荷が再開されるとのことで、おそらく生産再開時期も早めに明らかになるのではないかと推測。

一方のロッキーHEV/ライズHEVに関しては、2023年5月に生産・出荷停止してから、もうすぐ1年が経過しようとしていて、具体的な再開目途については明らかになっていませんが、一部では「生産・販売終了になるのでは?」とも噂されていただけに、ここで一発大逆転の再開となることに期待したいですね。


既に生産終了している4車種も出荷停止解除へ

先程は、新型ムーヴキャンバス/ロッキーHEV/ライズHEVの3車種が出荷停止解除となったことをお伝えしましたが、一方で既に生産終了しているモデルも出荷停止解除になりました。

具体的には以下の通りで、顧客向けに登録・納車したくてもできなかった車両たちがようやく出荷できるようになったのは良きところ。

◇ムーヴコンテ
区分:軽乗用車
型式:DBA-L575S, DBA-L585S

◇ピクシス スペース
区分:小型乗用車
型式:DBA-L575A, DBA-L585A

◇iQ
区分:小型乗用車
型式:DBA-KGJ10, DBA-NGJ10

◇アプローズ
区分:小型乗用車
型式:E-A101S

トヨタ新型ランドクルーザー250は「モノを売るレベルではなくなった」

そしてここからは、トヨタ関連の情報をチェックしていきましょう。

まずは、2024年4月18日に発表・発売されたばかりとなる新型ランドクルーザー250(Toyota New Land Cruiser 250)。

価格帯も標準グレードで545万円~735万円とランクル300と同等、もしくは高額な価格設定となっていて、日本限定8,000台のみとなる特別仕様車First Editionに関しては、590万円~785万円とふざけた価格設定になっています。

ちなみにこのランクル250ですが、スタンダードモデルの目標月販基準台数2,250台と、実はランクル300の700台よりも3倍以上も多くなるので、いわゆるランクル300のような発売直後から4年以上の長納期になる恐れは無さそう。

私がいつもお世話になっているトヨタディーラーでも、プラドからの乗り換えを検討していたユーザーが次々購入検討を辞退していて、その背景には価格帯だけでなくボディサイズがランクル300並みに大きくなることなども挙げられるそうです。

トヨタは同じ失敗を何度も繰り返し、学習をしないメーカーに成り下がった

本モデルの商品力に魅力を感じない上に、先着オーダー順ではなく、わざわざ抽選で販売することで商品価値を無理やり上げようとし、更には誓約書にサインを求める → しかし数か月後には中古車サイトやオークションなどで新車価格の2倍近くで転売される…

このような滑稽なフローを何度も繰り返すことは目に見えていますし、もはや「モノを売るってレベルじゃねぇぞ!」と思われても不思議ではないと思うんですね。

一体いつになったら先着で普通に購入できる時代が来て、一体いつになったらトヨタは同じ失敗を繰り返さず、学習してくれるメーカーになれるのでしょうか?

2ページ目:トヨタの2024年4月「3回目」となる最新工場出荷目途はどのように変化した?