そういえばコレどうなったの?トヨタGR86のレクサス版と言われた「UC」がスパイショットされて約3年…何も音沙汰無し。武井俊輔 衆院議員が「91km/h」の速度超過した画像をSNSに投稿
一時期話題になっていたレクサス新型UCと思わしき開発車両…今では存在すら忘れ去られている気がするが
2021年6月、日本国内にてスパイショットされたという、レクサスのコンパクトスポーツクーペと思わしき新型UCの開発車両。
トヨタGR86をベースにしたレクサス版スポーツモデルとの噂で、現在ラインナップされている2ドアクーペのLC/RCよりも、更に手ごろな価格帯にて購入できるモデルと期待されていました。
しかしながら、このモデルがスパイショットされて3年近くが経過しましたが、これといって新たな情報は何も展開されておらず、「そもそもあのモデルは本当にUCとして販売される予定だったのか?」といった疑問の声が挙がっています。
これは本当にレクサス版GR86だったのだろうか?
こちらが以前、日本国内の工場にてスパイショットされたというレクサス版GR86ことUCと思わしき開発車両。
海外カーメディアCARSCOOPSでも報じていたこの開発車両ですが、その見た目はRCのような目つきでありながらも、フロントグリルはレクサスのアイコンでもあるスピンドルグリル。
直近にて販売されたLBXやLMといった、ユニファイドスピンドルやスピンドルボディとは異なり、どちらかというとRCをイメージさせる旧世代スピンドルグリルといったところでしょうか。
具体的なグレードまでは不明ながらも、スピンドルグリルのグリルパターンがメッシュに見えることから、F SPORTグレードではないかと予想されます。
GR86/BRZがベースなのであれば、レクサスとしては初となるスバル製エンジンを搭載?
そしてこちらが、国内カーメディアSpyder7さんによって作成されたUCの予想レンダリング。
先程のスパイショット画像とは大きく異なり、RCというよりもGSとLCをミックスしたようなつぎはぎ感がありますね。
ちなみにこのモデル、仮に市販化される可能性がある場合、どのようなパワートレインが採用されるのかが気になる所。
ベースとなるモデルがGR86/BRZということであれば、おそらくは排気量2.4L スバル製水平対向4気筒自然吸気エンジンが現実的なところだと思いますが、そうなるとレクサスブランドとしては初めてとなるスバル製エンジンを搭載しての販売ということに。
もしスバル製エンジンなのであれば、もはやトヨタとレクサスのブランド差別化の意味は無い
あくまでも予想の域を超えることはないため、全く情報が異なる可能性もありますが、仮にそのスバル製エンジンが流用されるのであれば、もはやトヨタと差別化したブランドなど関係なく、開発費を抑えることと安価な価格帯で台数を売るために闇雲に販売し、レクサスブランドの価値を下げるような暴挙にしか見えないのですが…
あと、最近の自動車メーカーはSUVに注力していて、2ドアスポーツクーペやセダンの販売に関しては消極的な姿勢を見せているように思いますが、この時代に敢えて逆行するようなモデルを、レクサスから販売してくれるのだろうか?といった疑問も。
もちろん、価格帯を抑える楽しいスポーツカーとして販売されれば、再びレクサスも注目の的になるとは思いますが、価格帯を抑えたモデルは、既に新型LBXが登場していて、おまけに2024年秋以降にはGRヤリスと同じLBXのハードコアモデルが登場するとの噂もありますから、まずは「絶対に売れるであろうSUV」から優先して販売していくのではないかと考えられます。