日本は相変わらず販売されず…欧州にてスズキ現行ジムニーの特別仕様車ホライゾンが発表!リマック創業15年を記念した限定9台のネヴェーラが世界初公開!

よくよく考えてみると、日本では現行ジムニーの特別仕様車は1度も登場したことが無いな…

スズキの大人気クロカンモデルとなる現行ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。

海外ではジムニーシエラをベースに「ジムニー」として販売され、インド市場では5ドアモデルのジムニーがラインナップされています。

今回は、欧州市場向けとしてジムニーの特別仕様車が限定900台のみ販売され、この特別仕様車をもって欧州でのガソリンモデルの販売を終了することが明らかとなりました。

海外では特別仕様車が多数販売されているジムニーですが、日本では納期問題もあって一度も特別仕様車が販売されず、SNSでは「スズキもトヨタやホンダと同じで日本を軽視している」との不満の声があるようです。


欧州では2シータータイプのジムニーをベースに特別仕様車ホライゾン・エディションを発表!

こちらが今回、欧州市場向けとして販売される現行ジムニーLCVをベースにした特別仕様車ホライゾン・エディション(Horizon Edition)。

欧州市場では、日本などと異なり後席を廃除した2シーターモデルのみがラインナップされていて、その背景には2シーターモデルにすることで商用化 → 商用モデルは欧州だと排ガス基準の対象外になることから、このモデルのみがラインナップされています。

しかしながら、今回販売される特別仕様車をもって欧州向けジムニーの販売は終了するとのことですが、あくまでも「ガソリンモデルが販売終了」するのであって、ジムニー自体が販売終了するわけではないので注意してください。

ホライゾン・エディションには、専用ボディキットやブラックアクセントが加味

改めて、欧州向けに販売される特別仕様車ジムニー・ホライゾン・エディションを見ていきましょう。

本モデルは、ボディキットと専用アクセサリーを装着した欧州限定900台のみ販売される限定車両で、最後のガソリンモデルとなります(次期ジムニーはマイルドハイブリッドが採用されるとの噂)。

この特別仕様車では、スズキ(SUZUKI)のレタリングバッジが入ったレトロなフロントグリルに加え、バンパーにはアルミ製スキッドプレート、それにマッチしたサイドスカート、スズキブランドのスペアホイールカバーを標準装備。

更に足元には、ブラックペイント仕上げのスチールホイールを引き立てるマッドフラップも装着されるそうで、よりアウトドアテイストな見た目へとアップデート。

ボディカラーはミディアムグレーの1色のみ

こちらはリアクォータービュー。

ボディカラーはミディアムグレーの色合いに仕上げられ、ブラックのデカールの組合せでのみ販売される予定で、この組合せ以外のボディカラーは設定されないとのこと。

アクセサリパッケージには、ラダーフレームのオフローダーを牽引に使用したい人のために、取外し可能なトレーラーヒッチが装備されます。

内装の画像はありませんが、2シーターレイアウトとリアのフラットフロアにより、最大863Lのラゲッジスペースを確保。

パワートレインは、排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮。

トランスミッションは5速MTのみで、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみをラインナップ。

価格は日本円で約564万円から!

そして気になる価格帯ですが、現地では32,340ユーロ(日本円に換算して約564万円)にて販売され、これは標準モデルの29,490ユーロ(日本円に換算して約514万円)に比べて2,850ユーロ(日本円に換算して約50万円)高いことを意味します。

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