ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR(GT6)の気になるポイント!「競合シエンタと比較してのブレーキフィールは?」「Honda SENSINGは改善されていない?」等
フリードの利用頻度が圧倒的に多く、走行距離も1,500kmに到達!
2024年6月に私に納車されて3週間以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEVクロスター(Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
早いもので、この車の走行距離も1,500kmに到達し、納車後1か月点検のタイミングで2,000kmに到達しそうな勢いです。
今回は、本モデルが納車されてからの気になるポイントや、一部装備面にて改良されたポイント、もしくは不満に感じているポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。
ナビの起動が早くなった
まずは新型フリード…というよりも、フリードに搭載されるディーラーオプションのHonda CONNECT 11.4インチナビゲーションディスプレイについて。
現在私が所有している、ZR-V e:HEVとシビックタイプR(New Civic Type R, FL5)に標準装備されているHonda CONNECT 9インチディスプレイオーディオや、N-BOX Customターボ(JF5)とWR-Vに搭載されるディーラーオプションのHonda CONNECT 9インチナビですが、ナビゲーション画面の起動がとんでもなく遅かったんですね。
特にコールドスタートのエンジン始動したてのときは、ナビが起動するまでに最低でも10秒~15秒ぐらいはかかっていたと記憶しますが、フリードのディーラーオプションとなる11.4インチナビゲーションディスプレイは、僅か3秒~4秒ほどで起動するようになりました。
ナビの起動は早くなって改善されたのだが、11.4インチナビは高過ぎる
すぐに行先指定したい場合だと、10秒~15秒の時間が経過しても全くナビが起動しないとストレスに感じることもありますし、「もしかしてフリーズした?」と不安になることもあるのですが、11.4インチナビではそういった不安が無くなったのはとても助かっているところ。
ただその一方で、そこまで高画質ではないメーカーオプションのマルチビューカメラと連動するような抱き合わせのオプションにするほど、11.4インチナビはそこまで高性能だとは思わないですし(3方向のドラレコセットで約40万円は高過ぎる)、もう少し価格帯を抑えてほしいのが正直なところです。
Honda SENSINGのハンドルアシストの介入が結構強め
続いては、フリードの予防安全装備Honda SENSINGについて。
本モデルが納車されて3週間以上が経過しますが、個人的に気になっているのはLKA(レーンキープアシスト)中のハンドルアシストの介入について。
要は、高速道路走行時のちょっとしたカーブに差し掛かったときのハンドル支援のことを指しますが、カーブに差し掛かったときだけでなく、直線での走行時もやたらシビアにハンドル支援の介入があるのが気になるところ。
前回のブログでもお伝えした通り、Honda SENSINGは利用すればするほどにAIによるドライバーの癖を認識して、ハンドル支援を自動で調整してくれるので便利ではあるものの、既に1,500km近く走行し、おまけに半分以上が高速道路走行でLKAをフル活用しているため、ある程度の介入レベルは把握できている?という認識でしたが、フリードのSENSINGに関しては、まだまだ時間がかかるのかもしれません。
ちなみに、ZR-VやシビックタイプR(New Civic Type R, FL5)、WR-V、そしてN-BOXの場合は、2回程度高速道路にてLKAを活用して以降、特に強めのハンドル支援の介入はありませんでした。
フリードからHonda SENSINGのプログラムが変更されたのかは不明ですが、アダプティブクルーズコントロール[ACC]の加減速レベル含めて、まだまだギクシャク感が強く違和感があるので、この点は引き続き変化の有無含めてレポートしてきたいところです。