スズキ新型フロンクスの受注が好調!既に納期は「2024年12月」で、お盆明けだと年内納車は厳しい?やはり新規顧客からの問合せが多いようだ

新型フロンクスは、競合モデルを脅かす存在であることは確か

2024年10月16日に発表・発売予定となっている、スズキの新世代BセグメントSUVモデルの新型フロンクス(Suzuki New Fronx)。

2024年8月1日より全国を対象とした実車先行展示会が開催され、更に先行受注の受付けも開始されたわけですが、私がお世話になっているスズキディーラーからの情報によると、フロンクスの受注は好調のようです。

フロンクスは日本国内での生産ではなく、インド工場での生産となるため、品質面を気にするお客さんも少なくないそうですが、今回実車を拝見した限りでは「インド生産だから品質に問題ありそう…」だとか、「作りが雑に見える…」といった不安は特になく、寧ろ品質は高く見えるのが正直なところです。


新規ユーザーからの問合せは多いものの、購入となると既存ユーザーの割合が多い?

正式な発売前から何かと注目度の高いフロンクス。

現時点では、内外装のデザインと質感、乗降り性、積載性、そして装備内容といった「目に見えるポイント」では高い評価を受けていますが、一方で乗り心地やハンドリング、加速性能、ブレーキングなどの「目に見えないポイント」は発売されて試乗してみないとわからないため、これから初めてスズキのモデルを購入する側からすると、いち早く知りたいところではあります。

そんなフロンクスについてですが、私がいつもお世話になっているスズキディーラーからの情報によると、発売前からの問合せが非常に多く、特に新規のお客さんからの問合せが多いそうで、簡易カタログや見積もりの作成依頼などが多いとのこと。

やはりEPBやABHの装備が大きい?

新型スペーシア(New Spacia)/スペーシアカスタム(New Spacia Custom)/スペーシアギア(New Spacia Gear)も同様ですが、昨今のスズキは電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能を積極的に採用するようになったこともあり、ようやく競合モデルと同じ土俵に立てるようになってからは、新規顧客からの問合せが一気に増えたそうです。

今回のフロンクスも、やはりホンダWR-Vやトヨタ・ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)を検討されている方からの問合せも多いそうですし、何よりも装備内容が充実した1グレードのみのラインナップというのも、大胆でありながらもスッキリした構成になっているため、ユーザーもグレード選びに悩まなくて済むのも魅力の一つなのかも。

どういった車種からの乗り換えが多い?

とはいえ、いざフロンクスの購入・注文・契約ともなると話は別で、私がお世話になっているスズキディーラーでは(2024年8月のお盆前時点で)8割以上が既存ユーザーからの受注なのだそう。

特にエスクード(Escudo)やスペーシアシリーズ、スイフトシリーズ(Swift)からの乗り換えが多いとのことですが、お盆明けも全国を対象とした実車先行展示会は継続されるため、まだまだ受注が増えることは間違いなさそう。

ちなみに新規ユーザーの場合だと、ダイハツ・ムーヴ(Daihatsu Move)やトヨタ・パッソ(Toyota Passo)といったコンパクトカーからの乗り換えで購入されている方もいらっしゃるそうです。

2024年8月のお盆明けには、2024年内の納車は難しい?

そして気になる納期としては、2024年8月のお盆前の時点で「2024年12月末ギリギリ」とのことから、おそらくお盆明けには2024年内の納車は厳しくなることが十分予想されます。

インド生産の輸入モデルとなるため、どうしても月あたりでの生産・輸入台数に限りがあることから、現時点での具体的な目標台数は不明ながらも、同じインド生産となる競合モデルのホンダWR-Vでも月産目標台数は3,000台ですから、これをベンチマークと考えると長納期化は避けられないかもしれませんね。

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