(2025年)ビッグマイナーチェンジ版・三菱の新型アウトランダーPHEVが世界初公開!待望の12.3インチナビに加え、YAMAHA製サウンドシステムは2種類を設定!

日本は相変わらず後回しだが…ようやくBMC版・新型アウトランダーPHEVが世界初公開!

2024年10月2日の午前2時、三菱のヨーロッパ法人がビッグマイナーチェンジ版・新型アウトランダーPHEV (Mitsubishi New Outlander PHEV)を世界初公開しました。

日本でも2024年秋に発売されることが決定しているBMC版アウトランダーPHEVですが、改良・変更概要としては以下の通りとなっています。

◇PHEVパワートレインを改良することにより、EV走行距離を延伸し、瞬間的な加速性能を向上、車内の静粛性と洗練性も向上

◇「威風堂々」の製品コンセプトを採用し、欧州市場での需要を満足するために安全性と快適性、製品品質を向上

◇日本のおもてなし精神を取り入れつつ、操作性や視認性、利便性を重視したインテリアを実現

◇三菱とヤマハ(YAMAHA)との共同開発により実現したダイナミックヤマハプレミアムサウンド2種類を採用

◇高度な運転支援システム・マイパイロット(Mi-Pilot)を採用

以上の項目に加え、世界初公開された内外装デザインをチェックしていきましょう。


BMC版アウトランダーPHEVのエクステリアをチェック!

こちらが今回、欧州にて世界初公開された新型アウトランダーPHEVのエクステリア。

日本でも同様のエクステリアで市販化される予定ですが、パッと見ではBMC前との違いは分かりづらいものの、ダイナミックシールドグリルをベースにしつつ、フロントアッパーグリルにはクリーンな水平基調を採用。

間近で見てみるとこんな感じ。

ブラックとシルバー加飾のデュアルトーンにより高級感が与えられ、その直下にはハニカム形状のグリルパターンを採用しています。

ヘッドライト意匠などは特に大きな変更はありませんが、最大12個のLEDヘッドライトが採用され、前方車両だけでなく対向車両に対しても眩しくならないようなアダプティブLEDヘッドライトを採用。

そして21個のLEDを使用したシーケンシャルインジケーターは、車両にダイナミックな外観を与えると同時に、他車ドライバーや歩行者に対しても視認性を高める効果があるようです。

サイドのスタイリングはこんな感じ。

ボディサイズは、全長4,719mm×全幅1,862mm×全高1,750mm、ホイールベース2,704mmとミドルサイズSUV相当のサイズ感で、実用性と洗練性を実現しています。

ビッグマイナーチェンジになるため、基本的なプラットフォームやスタイリングは変わりませんが、力強いフェンダーモールとジェットテールフィンリアピラーを備えた力強い水平ボディ構造が特徴的で、ダイナミズムな外観とルーフラインに浮遊感を与えています。

新意匠のアルミホイールに加え、足回りも大幅に強化

続いて足もとのタイヤホイールを見ていくと、今回のモデルでは18インチと20インチの2種類を準備していますが、画像で公開されているのは新意匠の20インチ切削光輝アルミホイール。

金属ブロックから彫刻されたかのような独特の堅牢さを持ち、しかし三菱らしいオフロードと高級感を上手く両立するデザインではないかと思います。

そして足回りのサスペンションなどにおいては、更なる快適な乗り心地を追求するために、「ほぼゼロからの再設計」になっているのもポイント。

具体的にどのように向上したのかは不明ですが、今後市場などで体感したいところです。

リアウィンカーもLED化され、遂にフルLEDのリアコンビランプに

こちらはリアデザイン。

こちらもフロント同様に大きな変更は特に無いものの、これまでリアウィンカーが非LEDでしたが、今回のBMCによりフルLEDリアコンビランプへとアップデート。

テールランプ周りを見てみるとこんな感じ。

確かにY字型LEDテールランプ直下にあるクリア部分を見ていくと、オレンジのバルブらしきものは確認できないことから、ようやくフルLEDが実現。

ちなみにリアウィンカーは、フロントの流れるタイプのシーケンシャルウィンカーではなく、単純な点滅式になるようです。

2ページ目:BMC版アウトランダーPHEVのパワートレインや内装は?