チャンネル登録者数 約1,500万人のYouTuberがマクラーレン570Sを運転中にライブ配信→「ながら運転」で大事故→動画撮影を優先したことで大炎上
ここまで物事の優先順位がつけられず、結果的に批判の嵐となるのは当然だと思うが…
大富豪の息子でYouTuber、そして約1,500万人の登録者数を持つジャック・ドハーティ(Jack Doherty)が、マクラーレン570Sを運転しながらライブ配信中に大事故。
この日は大雨で路面もウェットな状態だったわけですが、ジャック・ドハーティはライブ配信中のコメントが気になっていたそうで、そのコメント内容を確認しながら走行していたところ、570Sはコントロールを失ってクラッシュ。
しかも、「運転中のスマホ操作(コメント確認)」に加えて、「事故したあとも撮影を続けてそのままYouTubeに投稿」するなどのメンタルも凄いですが、明らかに自分が行ったことを棚に上げて被害者であることを主張しているようです。
スマホのながら運転から、事故に至るまでの流れを見ていこう
こちらがその一部始終ですが、上の画像でも確認できる通り、YouTuberのジャック・ドハーティは、マクラーレン570Sで運転しているところをライブ配信。
天候は大雨で見晴らしも悪く、そんな状況で67mph(108km/h)と結構な速度が出ていることがわかりますが、堂々となスマホを確認しながら運転しているシーンをキックプラットフォームでライブ配信するのは強者。
なおライブ配信の動画を撮影しているのは助手席に座っている男性で、570Sはただひたすらに高速道路のストレートを走行。
スマホを確認しながらの走行だったためか、速度は54mph(87km/h)と低めながらも、一番左側(追越し車線)を走行していたため、おそらく後続車両も迷惑に思っていたのではないかと推測。
そして一気に加速しようとしたところで、トラクションが効かなかったのは不明ですが、何の変哲もないストレートでいきなりスピンしてしまい、コントロールを失った570Sは、そのままの勢いで右側にあるガードレールに突っ込む大事故。
ジャック・ドハーティは、仲間のケガの心配よりも「動画撮影」を優先
こちらが事故直後の映像。
幸いなことに、他車を巻き込まずの単独事故だったものの、画像でも確認できる通り後続は大渋滞。
そして最も驚きだったのは、助手席に乗っていたカメラマンは頭から血を流すほどのケガを負っているにも関わらず、ドハーティは事故後すぐ、カメラマンに1台どころか2台のスマホで事故現場を撮影し続けるよう要求。
この行動には、驚くどころか呆れすらも感じるところですが、車両を見てもおわかりの通り、570Sのフロントは完全に大破していて、足回りも損傷も激しいために自走することは不可能。
カメラマンの安全や周りへの配慮よりも、自分自身が更に目立つこと、フォロワーやYouTubeのチャンネル登録者数を増やすことに専念した彼の行為は、悪い意味で全世界に拡散され批判が殺到。
なお、SNSのX(旧Twitter)にもこの動画が投稿されており、案の定補足説明のつくコミュニティノートが掲載されているわけですが、その内容には「背景説明が必要だ。ジャックは雨の中、スマホを操作しながら猛スピードで運転していた。そして、それを自覚していた」と記載。
加えて、フォロワーからのコメントには「友達が血を流していたのに、助けるよりもその一部始終を撮影することに気をとられていたんだね」といったコメントもあり、これに関しては弁明の余地もないのではないかと思われます。