ホンダ新型フリードの積載性は?不満に思う点も…マイナーチェンジ版・新型シビック (FL)が発売1か月で「目標の6倍」を売上げ、何とシビックRSは20代から人気

やっぱりフリードのようなコンパクトなサイズ感が丁度良い

2024年6月に私に納車されて、もうすぐ4か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。

ほぼ毎日普段使いしている一方で、妻の茶道イベントでも活躍している一台ですが、今回は荷室や2列目、助手席にも大量の荷物を積んだ状態で茶道のイベントに参加することに。

ちなみに、トヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD)などのラージサイズミニバンを使用せず、なぜフリードを使用しているのかというと、現地がお寺なので出入り口付近や駐車場が狭いから。

そのため、多くの方々が軽自動車やコンパクトカーで移動してくるため、その中で「荷物が多く載る」「スライドドアならドアパンチの心配が少ない」「全長も短めなので、狭い敷地内でも取り回しが楽」なフリードが最も条件に合っていて丁度良いんですね。


フリードに大量の荷物を積むとこうなる

ちなみにこちらが、フリードの荷室に荷物を積んだ状態。

水屋セットや呈茶用、お食事用のお道具など、様々な荷物をできる限り積んでいますが、やはり3列目を跳ね上げにすることで広範囲に荷物を積めるのは便利。

おまけにラゲッジフロアは低めなので、荷物の出し入れがし易いですし、小柄な方でも持ち運びできるように上手く考えられています。

2列目キャプテンシートのアームレストはストッパー的な役目に

2列目のキャプテンシートも再前方へとスライドさせ、荷物が両サイドへと崩れないようにサポート用として展開式アームレストで固定するなど、使い方が応用できるのは便利。

今回乗車するのは妻の1人だけなので、助手席にもトートバッグや着替え用のバッグも積んだ状態に。

感覚的には3列6人フル乗車というイメージですが、やはり重量のある荷物を載せている分、停車時からの立ち上がりの加速は、例えデュアルモーターのハイブリッドでも少しモッサリした加速になるようです。

やっぱりデジタルインナーミラーは欲しい

そしてガッツリと荷物を積んだ状態でのルームミラーから見た後方視界がこんな感じ。

リアハッチガラスの下半分が遮られてしまい、上半分しか見えない状態に。

やはり多くの荷物を載せるシチュエーションが多い我が家にとっては、後方視界の視認性が悪くなると、どうしても必要になってくるのがデジタルインナーミラー。

ホンダではアドバンスドルームミラーという名称になりますが、実はこの機能、現行ステップワゴン(New STEPWGN)のディーラーオプションでしかラインナップしておらず、フリードなどの他のモデルでは一切販売されていないんですね(しかもホンダディーラー曰く、流用・取付けもできないらしい)。

最近ではミニバンだけでなく、SUVやハッチバック、セダン、コンパクトカーでもデジタルインナーミラーが採用されるようになってきたなか、なぜホンダはステップワゴンのディーラーオプション以外で採用しないのかは謎で、もう少しユーザーの選択肢を増やしてほしいところです。

改めてフリードの満足・不満に思う点をまとめてみる

そして、私のフリードも納車されてもうすぐ4か月が経過しますが、走行距離も5,555kmを突破し、近々往復500km近くの高速道路を中心とした長距離移動が控えているため、6,000km到達も目前。

先程のアドバンスドルームミラーが搭載できないといった不満はありますが、この他で満足している点や不満に思っている点も見ていきましょう。

[満足している点]

●全長4,310mm×全幅1,720mm×全高1,780mmのコンパクトなボディサイズのお陰で、狭い道や駐車場でも取り回しが楽

●更に狭く感じるような道でも、フロント・リアクリアランスソナーやマルチビューカメラのサポートと安心感が大きい

●乗り心地はロングドライブを意識したのか若干カタメで疲れにくい

●後席用のリアクーラーのおかげで、2列目に座る子供やお客さんへの冷却が早い

●無給油に800km~900kmぐらい走るので、何度も給油しに行くような煩わしさが無い


[不満に思っている点]

▲下道の燃費は30km/Lを超えるときはあるが、高速道路や無料高速区間だと22km/L付近まで一気に落ちることもある(シエンタでも高速で30km/L付近になることは多い)

▲2列目のフロア位置が少し高いため、着物を着たお客さんや高齢の方だと乗降りし辛い

▲デジタルインナーミラー(アドバンスドルームミラー)の設定が無い

▲レーンキープアシストシステム[LKAS]を活用する場合は、単独での利用ができずアダプティブクルーズコントロール[ACC]と併用しなければならない

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