【価格は日本円で約790万円から】マツダ・ドイツが「乗り心地やハンドリングを向上」させた一部改良版・新型CX-60を発表!日本向けの改良も期待できそうだ

日本でも大幅な改善が期待できるCX-60

日本市場向けも近日中に一部改良が期待されている、マツダのラージサイズ商品群&新世代CXシリーズの新型CX-60ですが、今回ドイツ市場向けのCX-60が一足早く2025年モデルとして一部改良版を発表・発売されました。

今回の一部改良では、大きく以下の3種類がトピックスとして挙げられ、特に走行安定性と乗り心地の向上には大きな注目が集まりそうです。

・一部改良による走行安定性と乗り心地の向上

・フル機能を備えるフラッグシップグレード「HOMURA PLUS」「TAKUMI PLUS」を追加

・3種類の電動エンジンを受注開始

この他にも、2024年11月12日時点での(日本向けとなるマツダの)最新工場出荷目途一覧も更新されているので、こちらも併せてチェックしていきましょう。


乗り心地やステアリング精度の向上だけでなく、さりげなく「ジルコンサンドメタリック」のボディカラーも追加

こちらが今回、マツダのドイツ法人が発表・発売した一部改良版・新型CX-60。

改良概要には記載されていませんでしたが、新色としてジルコンサンドメタリックが追加されたのは大きなポイントですね。

内外装デザインの変更は特に無いものの、シャシー性能を大幅に改良するだけでなく、新しいコンポーネントとセットアップの変更により「運転の快適性」、「運転の安定性」、「ステアリング精度」を向上させ、ブランド特有の人馬一体の運転感覚とドライバーと車両の一体感が引き上げられているとのこと。

より上質な内装を展開する最上級グレード「HOMURA PLUS/TAKUMI PLUS」を追加

続いての注目ポイントが、最上位&新グレードとなる「HOMURA PLUS(炎プラス)」と「TAKUMI PLUS(匠プラス)」の追加。

HOMURA PLUSグレードでは、ブラックのナッパレザーインテリアやダッシュボードのコードバン調ビニールレザーカバー、ドア&センターコンソールのガンメタ仕上げとなる加飾インサート、ブラックのルーフライニングなど、一気に質感が向上しているのがポイントです。

ユーザーからの意見を反映させ?足回りのプログラムも変更

続いて、CX-60で最も大きな課題とされていた足回りなどのチューニングについて見ていきましょう。

今回の一部改良により、「より快適に、より安定して、より正確に」をテーマに、より人馬一体を実現する新サスペンションチューニングを採用。

シャーシの変更は主に、ダブルウィッシュボーン・フロントサスペンションのジオメトリとダンピング、およびマルチリンクリアサスペンションのコンポーネントが対象となっています。

これにより、コントロール性や操縦安定性、カーブでの操舵精度が向上し、乗り心地も向上しているとのこと。

リアサスペンションには、より硬いショックアブソーバーと組み合わせて、より柔らかいスプリングが使用されており、ここでもサスペンショントラベルが増加。

これにより、ピッチング動作が最小限に抑えられ、バランスの取れた快適な運転動作が保証されるとのことですが、以前より何かと問題視されていた乗り心地のカタさ、突き上げが改善されているのかも気になる所。

あとは、パワーステアリングやビークルダイナミクス制御KPCおよびDSC、四輪駆動システムi-Activ AWDのソフトウェアも再チューニングされているそうです。

続いて装備内容も見ていきましょう。

CX-60の上位グレードとなるPRIME-LINE/EXECLUSIVE-LINE/HOMURA/TAKUMIに加えて、今回の一部改良で更に上をいくHOMURA PLUS/TAKUMI PLUSを新設定。

これらのグレードでは、以下の装備が標準設定されます。

・電動パノラマガラスサンルーフ

・12スピーカー付きBOSE製BassMatch Centerpoint 2サウンドシステム

・センサー制御付きの電動テールゲート

・置くだけ充電

・シースルービュー付360°モニター

2025年モデル・新型CX-60のグレード別価格帯は?

最後に、気になるグレード別価格帯をチェックしていきましょう。

【(2025年)ドイツ向け新型CX-60のグレード別価格帯一覧】

[Mazda CX-60 e-Skyactiv PHEV AWD]

◆PRIME-LINE:47,990ユーロ(日本円に換算して約790万円)

◆EXCLUSIVE-LINE:51,250ユーロ(日本円に換算して約843万円)

◆HOMURA:58,250ユーロ(日本円に換算して約958万円)

◆TAKUMI:58,250ユーロ(日本円に換算して約958万円)

◆HOMURA PLUS:61,950ユーロ(日本円に換算して約1,019万円)

◆TAKUMI PLUS:61,950ユーロ(日本円に換算して約1,019万円)


[Mazda CX-60 e-Skyactiv D 200]

◆PRIME-LINE:49,950ユーロ(日本円に換算して約822万円)

◆EXCLUSIVE-LINE:51,450ユーロ(日本円に換算して約847万円)

◆HOMURA:58,450ユーロ(日本円に換算して約962万円)

◆TAKUMI:58,450ユーロ(日本円に換算して約962万円)

◆HOMURA PLUS:61,900ユーロ(日本円に換算して約1,018万円)

◆TAKUMI PLUS:61,900ユーロ(日本円に換算して約1,018万円)


[Mazda CX-60 e-Skyactiv D 254 AWD]

◆PRIME-LINE:54,950ユーロ(日本円に換算して約904万円)

◆HOMURA:61,950ユーロ(日本円に換算して約1,019万円)

◆TAKUMI:61,950ユーロ(日本円に換算して約1,019万円)

◆HOMURA PLUS:65,400ユーロ(日本円に換算して約1,076万円)

◆TAKUMI PLUS:65,400ユーロ(日本円に換算して約1,076万円)

2ページ目:マツダが2024年11月12日時点での最新工場出荷目途を更新!遂にNDロードスターが受注停止に

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