再再販のトヨタ新型ランドクルーザー70の盗難防止アラームに問題があるとして改善対策!更にレクサスLC500/LC500hが不適合で新品に交換?!
盗難防止用アラームが正常に機能しない恐れ?
国土交通省の公式プレスリリースより、トヨタの再再販モデルとなる新型ランドクルーザー70 (Toyota New Land Cruiser 70)に搭載されるオートアラームに改善対策が届け出されています。
不具合内容としては、後付け用品として設定したオートアラーム(盗難防止用アラーム)において、車両に接続する電気配線の検討が不十分であったため、エンジン作動中にアラームが起動することがあり、また法規で定められた方法以外でアラームを解除することができるとのこと。
そのため、保安基準第43条の5(盗難発生警報装置)に適合しないとして改善対策が届け出されていますが、考え方によっては、窃盗集団によって簡単に盗まれてしまうことにもなりますね。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に3件もの不具合が報告されているそうです。
【改善対策対象モデル一覧】
部品名称:オートアラーム
品番:08625-60010
自主改善対象車両:
トヨタ ランドクルーザー 「3DA-GDJ76W」
上記車種で、用品として左記品番の部品を取り付けた車両が対象。
部品出荷期間・・・令和5年12月1日~令和6年9月23日)対象車台数:1,048個
備考:車両に取付けられていない部品も対象
改善措置としては、対象のオートアラームが後付け装着されている車両について、当該電気配線を改善品に交換する改善対策を実施するとのことです。
レクサスLCのアルミホイールが保安基準に適合していない恐れ
続いて、レクサスLC500/LC500hの2車種・計665台にリコール。
不具合内容としては、アルミホイールにおいて、製造工程の部品管理が不十分なため、車両を代表する記号表示がない開発時に試作したホイールを誤って装着したものがあるとのこと。
そのため、保安基準第9条(走行装置等の基準)に適合しないものがあるとのことですが、考え方によっては新品のホイール交換していただけるチャンスという捉え方も?
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][LC500]
・5BA-URZ100/U RZ 1 00 – 0 0 06 8 1 2~UR Z 1 00 – 0 0 08 4 5 6/令和 5年 3月 8日~令和 6年 8月 9日/566台[LC500h]
・6AA-GWZ100/G WZ 1 00 – 0 0 03 2 2 1~GW Z 1 00 – 0 0 03 3 8 2/令和 5年 5月12日~令和 6年 8月 8日/99台
改善措置としては、全車両、ホイール裏面の車両を代表する記号表示を点検し、表示がないものは良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回の2種類のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「トヨタのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。