日本向けスズキ新型ジムニー5ドアの名称は「ノマド」との噂。なお発表及び先行予約は2025年1月15日で、インドからの輸入モデルになる?
いよいよ日本でもジムニー5ドアの販売時期が近付いている?
2023年6月、インド市場向けとして発売されているスズキ新型ジムニー5ドア (Suzuki New Jimny 5 Door)。
スズキのインド法人であるマルチスズキの最高技術責任者であるCVラマン氏が2023年10月のメディア向けインタビューにて、「今は5ドアジムニーの販売はインド市場のみだが、将来的には日本でも販売される予定です。すぐにではないが、しばらくしたら発売されるので楽しみにしてほしい」と回答したことが大きな話題となりました。
ジムニー5ドアに関しては、インドからの輸入モデルとして市販化が計画されていますが、遂に本モデルの日本向けの名称および一部のスケジュールがリークされています。
日本向けのジムニー5ドアは「ノマド」というサブネームになる?
今回噂されているのは、ジムニー5ドアのサブネームと販売スケジュールについて。
まずサブネームは「ジムニー・ノマド (Jimny Nomade)」。
「ノマド」はエスクードのサブネームとして使用されていた
この「ノマド」という名称は、1990年に登場したエスクード・ノマドからの流用ではないかと予想されますが、もともと初代として販売されたエスクードはクロスカントリー4WDでありながらも3ドア仕様でした。
その後、1990年には5ドア仕様のエスクード・ノマドが発売されたため、「5ドア仕様=ノマド」というサブネームがジムニーに展開するのではないかと予想されます。
ちなみにサブネーム「ノマド(Nomade)」は、フランス語で遊牧民を意味するそうで、たくさんの荷物を積んで、移動に対する真の自由性を持つクルマというイメージを投影したことから名づけられたのだそう。
そう考えると、今回噂されているジムニー・ノマドという名称は、スズキの流れを汲んだ現実的なものではあるものの、「ノマドといったらエスクードのイメージが強いからな…」と違和感を持つ方も多いのではないかと予想されます。
ちなみにこのモデル、製造国は日本ではなくインドのマルチ・スズキ・インディア社のグルガオン工場にて生産されており、インド市場向けだけでなく、アフリカや中南米など、その他にも輸出モデルとして生産していく計画があり、その中に日本も含まれているとのこと。
インド工場の品質ってどうなの?
インドからの輸入モデルとなると、既に販売されているフロンクスも同様で品質面で心配される方も多いとは思いますが、内外装ともに質感は決して悪くなく、特に内装の装備やパワートレインは日本市場向けにアップデートされるほどですから、それだけインド工場での対応力や生産能力は高いものと考えられます。