ホンダ・シビックタイプR (FL5)やレクサスLX600、ダイハツ・ムーヴキャンバスのリコール/サービスキャンペーンの実施時期がようやく判明!なかには「半年以上先」に作業するものも
リコール/サービスキャンペーンの対象となった我が愛車の作業時期がようやく判明
2024年も様々な車種のリコールが国土交通省に届け出されましたが、そのなかでも私が所有する愛車もリコールやサービスキャンペーンの対象に。
しかも今回取り上げあるリコールやサービスキャンペーンは、対象台数が多かったり、改善作業が極めて複雑なものもあったりするそうで、具体的にいつ頃作業が進められるのかが不明な状態でした。
今回、ようやくその目途が付いたとのことで、具体的にいつ頃より作業が実施されるのかまとめて見ていきましょう。
➀レクサスLX600のサービスキャンペーンは2025年6月末より開始
まずは、2024年12月に届け出されたレクサスLX600/NX/RX/ES/LSなどに関連するアダプティブヘッドライトシステム[AHS]のリコール/サービスキャンペーンについて。
現行NXがほぼ全て対象となり、更に現行RX/先代RXまで拡大してしまったAHSのリコールの規模があまりにも大きいために、これらのリコール作業が完了するのが2025年春以降を予定しているとのことで、その他のサービスキャンペーンの対象となっているLX600などはプログラム更新での対応となるため、優先度的には後ろになり、作業実施の時期としては2025年6月末頃を予定しているとのこと。
ちなみに、私のLX600もサービスキャンペーンの対象となっていますが、不具合内容としては以下の通り。
[不具合内容]
運転支援装置のアダプティブハイビームシステム[AHS]において、ハイビームの配光を制御するAHSユニットの反射板取付部の強度検討が不十分だったため、高温度環境下で長時間使用すると亀裂が生じることがあるとのこと。
そのため、亀裂が進行して破損し、警告メッセージが表示され、AHSが作動せずハイビームが点灯しなくなる恐れがある。
なお、この状態でヘッドランプスイッチの操作によりハイビームを点灯させることが可能。
[修理内容]
部品の準備が整い次第、AHSユニットを対策品に交換。
何かと不具合の多いLX600
先ほどのサービスキャンペーンとは異なるのですが、LX600が納車されてから定期的に発生しているのが、ディスプレイオーディオやエアコン操作系のタッチパネルのフリーズやバグ、そしてブラックアウト。
上の画像にある通り、7インチタッチパネルではエアコンやシートヒーターなどの快適機能の操作や…
右側にある「車両アイコン」をタッチすることで、ドライブモードやマルチテレインセレクトに関するインフォメーションに切り替えることが可能なのですが…
上の画像にある通り、「車両アイコン」をタッチしても全く画面が切り替わらないといった問題が定期的に発生するんですね。
ただし、シートヒーターやステアリングヒーター、エアコンの風向・風量などの情報は反映されているのですが、なぜか画面が切り替わらないのは理解しがたいところ。
あとはディスプレイコントラストの調整が可能な「設定(歯車)アイコン」をタッチしても画面は切り替わらず…
本来であれば、こんな感じの画面に切り替わるのですが、なぜか画面が切り替わることなく、その後はブラックアウトして再起動することもあるので、いざ操作したいときにフリーズやブラックアウト、バグなどで使えないのは不便に思う所です。
LX600に関しては、過去にOTAアップデート/ソフトウェア更新が3度ほど実施されているのですが、それでもバグや不具合は定期的に発生しているので、アップデート後に起こるであろうデバッグも細かく調査してほしいところです。
2ページ目:ホンダ・シビックタイプR (FL5)などのステアリングギアボックスや、ダイハツ・ムーヴキャンバス等のシートボルトの締結問題も