ホンダの隠しダマともいえるシティターボⅡ・ブルドッグ後継はN-ONEベースになる?改めて2025年に登場するホンダの新車・新型車をまとめてみた

2025年も思いもよらぬ形でホンダの新車・新型車が続々登場しそうだ

前回のブログにて、どこよりも早くホンダの2025年に登場する新車・新型車スケジュールを紹介しましたが、その中で一番の注目モデルは2ドアスポーツクーペのフルモデルチェンジ版・新型プレリュード (Honda New Prelude)。

ただ、このモデル以外にもちょっとした隠しダマをホンダは準備していて、それがN-ONEをベースにしたワイドボディ&スポーツ志向のシティターボⅡ・ブルドッグを彷彿とさせる現代モデルで、こちらが登場予定であること。

現時点では、本モデルの具体的な名称については明かされていないものの、国内自動車情報誌マガジンXさんでも、遂にシティターボⅡ・ブルドッグの後継車種に関するスクープ情報を公開しています。


N-ONEとシティターボⅡの丸目を受け継ぐ「羊の皮をかぶった狼」

via:MagX

こちらが、2025年1月24日に発売されるマガジンXの2025年3月号。

表紙には「あのハイパーハッチが帰って来る ホンダ”ブルドッグ”」と表記。

ホンダは元々、2025年内にN-ONEをベースにしたパーソナルピュアEV軽を発表・発売する予定ですが、マガジンXさんによれば、どうやらこのモデルに使用されるコンポーネントを流用することで派生車種となるホットハッチモデルが登場すると説明。

ヘッドライト意匠は、まさにN-ONE譲りともいえる丸目タイプのLEDヘッドライトが採用されるとのことですが、ここに更にワイド&ローを際立たせるブリスターフェンダーを設けるとのこと。

1980年代に登場し、一世を風靡したシティターボⅡ”ブルドッグ”

ちなみにこちらが、1983年に発売されたホットハッチモデルのシティターボⅡ。

角ばったボディスタイルにパワーバルジ付のフロントフードボンネット、当時のコンパクトモデルとしては過激だったブリスターフェンダーなど、その見た目は現代のホットハッチにも十分対抗できるようなスポーティさがありますね。

現時点では、どのようなデザインで登場するかまでは不明ながらも、ホンダがジャパンモビリティショーにて出展したSUSTAINA-C Coneptの量産版として登場する可能性が高く、今後のホンダのティーザーキャンペーンなどにも注目したいところです。

デザインベースになっているかもしれないSUSTAINA-C Conceptとは?

参考までに、こちらがジャパンモビリティショー2023にて出展されたSUSTAINA-C Concept (サステナ・シー・コンセプト)で、右側がPocket Concept (ポケット・コンセプト)。

限りある資源の制約から解放してくれる四輪・二輪電動モビリティのコンセプトモデルで、回収した使用済みアクリル樹脂を再利用して作られ、資源の循環利用(リソースサーキュレーション)によって、限りある資源の制約から解放され、地球環境の保護と自由な移動の喜びを将来にわたって両立することを目指し開発されました。

なお、本モデルの開発に携わったのはホンダ先進技術研究所の次世代電動車研究・シニアチーフエンジニアの田中健樹 氏。

彼によれば、「このモビリティの外装はアクリル樹脂でできていて、塗装する必要がありません。スチール(鉄)ボディは塗装する際に多くのCO2排出をともなうのですが、実は自動車製造工場が排出するCO2の約8割は塗装関連が要因となっています。そこで塗装自体をしないで済めば、カーボンニュートラルの実現に貢献できるのでは?という着眼点から開発がスタートしました」とのこと。

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