【衝撃】中国BYDが日本市場向けに特化したピュアEV軽を2026年に投入することが判明！日産サクラや三菱eKクロスEVを競合に、価格は250万円程度に
遂に中国BYDがピュアEV軽を2026年に投入へ
中国の電気自動車メーカーでお馴染みとなるBYD(比亜迪汽車工業有限公司)。
現在日本でラインナップされているモデルは、シール (BYD SEAL)／ドルフィン (DOLPHIN)／ATTO 3／シーライオン7 (SEALION 7)の計4車種となります。
他の自動車メーカーに比べて、まだまだ販売台数の伸びとしては控え目なBYDですが、遂に販売台数を大きく伸ばしそうなピュアEV軽を2026年に投入することを明らかとなりました。
日本の自動車規格に合わせた新型車を投入するのは初めて
国内メディア／マスコミ・日本経済新聞の報道によると、BYDが日本市場向けに販売を計画しているのはピュアEV軽。
このモデルは、既に日本で販売されている日産サクラ (Nissan SAKURA)や三菱eKクロスEV (Mitsubishi eK X EV)といった軽自動車規格の電気自動車を競合とする車両で、ボディサイズやスペック、価格帯なども日本の市場に合わせて来るとのこと。
なお、BYDが日本の軽自動車規格に合わせた新型車の開発を進めるは全くの初めてだそうですが、よくよく考えてみると日本の自動車メーカー以外が、日本向けの軽自動車を開発・製造・販売すること自体が初めてだと思うので、ある意味でBYDがゲームチェンジャーとなるのではないかと思われます。
価格は250万円程度を目安に販売される模様
そんなBYDが、2026年に発表・発売予定としているピュアEV軽ですが、気になるのはやっぱり価格帯。
製造元は中国になるため、輸入費用などを鑑みると日産サクラや三菱eKクロスEVよりも高額になるのでは？と予想するのがほとんどだと思いますが、日経新聞の報道によると「250万円程度」で販売される予定とのこと。
ただ、この250万円程度という価格帯は、スタートプライスのことを指しているのか、複数のグレードがラインナップされていて、上位グレードでも250万円程度で販売されるのかまでは不明で、実質モノグレードで250万程度のスタートプライスなのであれば、十分日本向けと勝負できる価格帯だと思います。
参考までに、既に日本で販売されているピュアEVの価格帯は以下の通り。
●日産サクラ X：[2WDのみ]2,599,300円
●日産サクラ G：[2WDのみ]3,082,200円
●日産サクラ X 90周年記念車：[2WDのみ]2,709,300円
●三菱eKクロスEV G：[2WDのみ]2,568,500円
●三菱eKクロスEV P：[2WDのみ]3,131,700円
以上の通りとなります。
日本の自動車産業を盛り上げるメーカーになるかもしれない
こうしてみると、日産サクラと三菱eKクロスEVともに、スタートプライスが約250万円なので、おそらくBYDもこの価格帯に合わせての開発・製造・販売を計画しているのだと思われます。
あとは、どの程度の航続可能距離を持ち、ボディサイズは日本の軽規格ギリギリいっぱいで設計してくるのか、衝突安全性能などは日本車に比べて高いのか、それとも低いのかなど、気になるポイントは多数。
まだまだ充電インフラが整備されていない日本市場において、ピュアEV軽で販売を伸ばすことにより、今後の充電インフラの設備拡大を煽るモデルになるのかも気になりますし、ある意味でBYDが日本の自動車産業を活気づけるような、重要な立ち位置にあることは間違いなさそうです。