トヨタUSAが先代カローラを彷彿とさせる特別仕様車カローラFXエディションを発表!新型クラウンエステートのシャコタン改造車が世界最速公開!
トヨタにしては珍しい「ホワイトホイール」を採用した特別仕様車
2025年5月23日、日本国内向けのトヨタ・カローラセダン (Toyota Corolla Sedan)/カローラスポーツ (Corolla Sport)/カローラツーリング (Corolla Touring)が一部改良によりガソリンモデルを廃止する一方、同日にもマイナーチェンジ版・新型カローラクロス (New Corolla Cross)が発表・発売予定となっています。
そんななか、一足早くアメリカ向けのカローラスポーツの一部改良版及び、特別仕様車FXエディションが発表されました。
今回の特別仕様車は、1987年~1988年にかけて生産された先代カローラFX16ハッチバックからインスピレーションを受けたモデルとなっていて、特に足もとのホイールに注目です。
全体的に主張強めにカスタマイズされた特別仕様車
こちらが今回、トヨタのアメリカ法人であるトヨタUSAが発表した特別仕様車カローラFXエディション。
本モデルは2025年モデルのカローラスポーツをベースにした一台で、オレンジ系のボディカラーとブラック加飾のアクセント、主張強めのルーフスポイラー、そしてホワイト塗装のマルチスポークアルミホイールを標準装備しています。
こちらはリアクォータービュー。
左側が、今回のモデルベースとなった先代カローラFX16ハッチバックで、右側が新型カローラFXエディション。
先ほどもお伝えした通り、先代カローラFX16ハッチバックは、1987年~1988年に生産された特別モデルで、足もとにはホワイトのホイールを装着し、ホワイトのボディカラーをベースにしつつ、レッドのディテールアクセントが印象的な一台。
それに対して、今回の2025年モデルのカローラスポーツをベースにした特別仕様車は、ブラック加飾のルーフスポイラーや、インフェルノオレンジのボディカラー、そしてホワイト塗装の18インチマルチスポークアルミホイールを標準装備。
これまでトヨタは、ブラック塗装のアルミホイールを装着した特別仕様車を発表してきましたが、今回のホワイト塗装は何だか新鮮。
ちなみにボディカラーは、今回のイメージカラーとなっているインフェルノオレンジ以外にも、ホワイト系のアイスキャップホワイトや、ブルークラッシュもラインナップしています。
インテリアは、ブラック基調にオレンジのカラードステッチを縫合
続いてインテリアも見ていきましょう。
全体的に落ち着いた雰囲気を持たせるためにブラックを基調としつつ、オレンジのカラードステッチを縫合。
なおオレンジのカラードステッチは、内ドアパネルやダッシュボード、ステアリングホイール、シフトブーツにも縫合されて、一目で特別仕様車とわかるのもポイント。
メーターは7インチ液晶+LCDのハイブリッドメーターが搭載され、ディスプレイオーディオは8インチのみを標準装備。
シートは、スポーツツーリングシートがベースとなり、スエードと合成皮革のコンビシートという豪華仕様。
このコンビタイプは、レクサスIS500 F SPORT Performanceでも見られるコンビタイプですが、カローラスポーツの特別仕様車でここまでの豪華なシートを採用するのは珍しいのではないかと思います。
発売時期は2025年秋頃を予定
続いてパワートレインですが、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力169hp/最大トルク205Nmを発揮、駆動方式は前輪駆動[FWD]のみを搭載。
なお、今回は2025年モデル含めてグレード別価格帯は公表されていませんが、2025年秋頃に販売開始予定とのことで、同年夏頃には具体的な価格帯が判明するのではないかと予想されます。