発売から2年が経過した三菱デリカミニの受注がまだまだ好調らしい。特別仕様車の納期も延びている?2025年5月6日時点での最新工場出荷目途も更新

やはりデリカミニの受注は安定しているようだ

三菱の主力モデルともいえるデリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)。

2023年5月にeKクロススペースからのビッグマイナーチェンジにより、フロントマスクを刷新するだけでなく、足回りのアップデート、そしてデリカミニの化身ともいわれる「デリ丸。」キャラクターをラインナップしたことで人気爆発。

本モデルが発売されて、もうすぐ2年が経過しますが、2025年4月に発売された特別仕様車Limited Editionの販売が好調とのことで、納期も徐々に延びてきているようです。


1つの販売店で、1日に10台ものデリカミニの受注を獲得するほどの人気っぷり

私がいつもお世話になっている三菱ディーラーの情報によると、デリカミニの受注は好調なようで、ゴールデンウィーク前にも感謝祭が開催されたことで、即納車や新車契約においても値引き・割引きが大きかった影響から、1日で10台以上のデリカミニの受注を獲得したとのこと。

販売店のスタッフさん曰く、これまで1日で1店舗で同じ車種が10台以上も受注を獲得したのは初めてだそうですが、もう一つ驚きだったのは、約7割程度が新規の顧客であること。

つまり、デリカミニが発売されてから2年が経過した今でも、新規顧客からのアプローチが多く、徐々に三菱ユーザーが増えているということに。

デリカミニがここまで人気を維持している理由は?

やはりデリカミニがここまで人気を維持できているのも、まるでランドローバー・ディフェンダー (Land Rover Defender)のようなU字型LEDライトを採用したことや、三菱らしい無骨でアウトドアテイストなデザインに仕上げたことも大きく影響しているのだと思います。

昨今、多くのユーザーが軽自動車に求めるものは…

●乗降り性を確保した後席スライドドア

●アウトドアテイストなデザインと見た目

●電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]

●シートヒーター&ステアリングヒーター

こうした機能や要素を満たしている一方で、アダプティブLEDヘッドライトや後席用サーキュレーターなど、競合モデルが未だ採用していないような機能を既に搭載していることも、デリカミニの強みの一つなのかもしれません。

特別仕様車のオーダーが圧倒的に多いようだ

あと三菱ディーラー曰く、2025年4月に発売されたT Premium/G Premiumをベースにした特別仕様車Limited Editionの注目度も高く、新規発注組の多くがT Premium Limited Editionをオーダーしているそうです。

ちなみに、特別仕様車Limited Editionの商品概要は以下の通り。

★本特別仕様車は、高速道路同一車線運転支援機能[MI-PILOT]や、運転席側電動スライドドア(イージークローザー付/ハンズフリーオートスライドドア)等の装備が充実した上級グレードの「T Premium」「G Premium」をベースとしている

★ルームミラーを自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)に変更することで、お求めやすい価格設定に

★本特別仕様車をベースとした福祉車のハーティーランシリーズ「助手席ムービングシート仕様車」も設定

やはり充実した装備内容に加えて、”特別仕様車”という立ち位置、そして特別仕様車ながらも値引き・割引きが大きいことも影響して、若者を中心に受注が増えているそうです。

納期については、新車オーダーの場合だと特別仕様車の人気が集中しているので、ボディカラーに関係なく3か月~4か月ほどになっているそうです。

2ページ目:三菱が2025年5月6日時点での最新工場出荷目途を更新!