ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)が納車されてもうすぐ11か月…納車当初の評価の変化はあるのか?機能が廃止されても人間は慣れる?
私の新型フリードも、あと少しで納車されて11か月が経過する
2024年6月に納車されて、もうすぐ11か月が経過するホンダ新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。
早いもので、本モデルの走行距離ももうすぐ19,000kmに到達します。
おそらく納車から1年足らずで総走行距離も20,000kmに到達するのではないかと予想されますが、今回は納車当初から満足・不満に思っていたポイントが、納車されて11か月近く経過してからも評価は変わらないのか?を見ていこうと思います。
特に、先代フリードから廃止になった機能もあるため、廃止になった機能の不満度は変らないのか?「特に気にならない」という気持ちに変化しているのか?なども見ていきたいと思います。
車速連動オートドアロック機能はあった方が良い
まずは、現行フリードに搭載されていない車速連動オートドアロック機能について。
本モデルが納車されてもうすぐ11か月が経過しますが、納車直後から変わらず「やっぱり搭載されていた方が良かった」と思うのが正直なところ。
本機能は、ある一定の速度に到達すると自動でドアロックする仕組みで、先代フリードでは採用されていた機能ですが、現行モデルではなぜか廃止に。
ホンダディーラー曰く、リモート操作機能と関連しているのでは?と予想していましたが、実際のところ詳細は不明。
ちなみに、先代N-BOX(JF3/JF4)も車速連動オートドアロック機能が搭載されていましたが、現行のJF5/JF6でも廃止になっています。
なぜ車速連動オートドアロック機能が無いと不満なのか?
個人的にこの機能が廃止になったことはとても残念に思っていて、たまに子供とそのお友達を乗せて商業施設や図書館などに送迎することがあることから、その際に誤ってドアを開けてしまわないようにする意味で重宝していました。
そのため、出発前に運転席側にある集中ドアロックを活用するものの、目的地に到着 → シフトを”P”レンジに移動してもオートロックが解除されないので、集中ドアロックを解錠し忘れると、後席スライドドアを開けることができず、一瞬パニクってしまうんですね。
慣れてしまえば問題ない?と思っていましたが、11か月近く経過した今でも「やっぱりあった方が良いよね~」と思う気持ちは変わらず。
元々あった機能が廃止になり、フルモデルチェンジしたことで進化ではなく退化してしまうところは驚きで、「なぜフルモデルチェンジのタイミングで、車速連動オートドアロックを廃止する経緯に至ったのか」はとても気になるところです。
メーターの情報量が少なく、もう少し上手くレイアウトしてほしい
続いては、メーターデザインについて。
これは納車された当初から不満に思っていたポイントなのですが、ステップワゴンやZR-V、シビックタイプR (FL5)の10.25インチフル液晶メーターのレイアウトの良さを知っているだけに、現行フリードやN-BOXの7インチ液晶メーターは情報量が少ないんですね。
特に不満に思うのは、高速道路利用時のアダプティブクルーズコントロール[ACC]のメーター情報。
個人的な理想を言えば、クルーズコントロール利用時でも、「現在の速度」「ACCでの固定速度」「平均燃費」「航続可能距離」「Tripメーター」「前方車両の有無」「自車インフォメーション」がまとめて表示されて、初めて液晶メーターの良さが活かされると思うのですが…
ただフリードの場合は、その良さが全く活かされていないんですね。
なぜか自車位置を表示させるのにメーターモードを切り替えなければならない
フリードやN-BOXの場合、自車インフォメーションを表示させて、ACC活用時のブレーキランプを点灯させるようなブレーキをしているのかを見たいときには、上のように「シンプル」と呼ばれるメーター情報に切り替える必要があり、その間は燃費情報や航続可能距離、更にはTripメーターと総走行距離すらも表示されない仕様になっているんですね。
いくら何でもシンプル過ぎると言いますか…
ここまで自車アイコンを大きくする必要はなく、できれば先程のように情報を集約させて、一つの画面・モードだけで全ての情報がわかるようにすると、ドライバーも「今どのような走りをしているのか?」を可視化できるので、それこそマイナーチェンジのタイミングでもメーターレイアウトの改善をしてほしいところですね。