ホンダ新型シビック (FL4)の緊急通報装置に問題があるとして「たった1台」のみリコール。マツダNDロードスターにも制動装置の不具合あり
ある意味でこの「1台」に該当したユーザーは凄いと思う
ホンダの4ドアハッチバックモデルでお馴染みとなるシビック e:HEV(Honda New Civic e:HEV, FL4)の1車種・1台のみ、不具合があるとしてリコール。
不具合内容としては、事故自動緊急通報装置において、テレマティクスコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、通話接続中に圏外で接続が途切れた後、圏内に入っても自動で再接続しないとのこと。
そのため、保安基準に適合しないとしてリコールを届け出ています(国土交通省の公式プレスリリースより引用)。
対象モデルをチェックしていこう!
気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数][ホンダ・シビック e:HEV FL4]
・6AA-FL4/FL4-1201670/令和7年3月15日/1台
以上の通りとなります。
なお改善措置としては、全車両、テレマティクスコントロールユニットを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施するとのことです。
シビック e:HEVといえば、過去にも燃料漏れの恐れがあるとしてリコール
なおシビック e:HEVのリコールといえば、2024年10月にも高圧燃料ポンプ構成部品の加工工程が不適切なため、加工時の金属粉が当該ポンプの構成部品と加工治具の間に噛み込むものがあるとしてリコールを届け出。
この影響により、加工部端面に亀裂が発生し、そのまま使用を続けるとポンプ作動時の振動で亀裂が貫通し、燃料漏れに至るおそれがあるとのことですが、既に4件もの不具合例が報告されていました。
なお対象モデルとしては、シビック e:HEV (FL4)とZR-V e:HEVの2車種・62,844台と大規模な台数でした。
自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?
今回のリコールについて、自身が所有している車が不具合等の対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、「ホンダのリコール等情報対象検索サイト」にてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。