【価格は599.9万円!】ハンズオフ機能搭載のホンダ新型アコード e:HEV Honda SENSING 360+が2025年5月30日に発売!従来のアコードよりも40万円値上げに

遂にハンズオフ機能を搭載した新型アコード e:HEV Honda SENSING 360+が正式発表!

2025年3月、ホンダのフラッグシップセダンでお馴染みとなるアコード (Honda New ACCORD)をベースに、ハンズオフ機能を追加した新世代予防安全装備Honda SENSING 360+を搭載するモデルが先行発表されたわけですが、遂に同年5月29日に発表され、翌日の30日に正式発売されます。

アコード e:HEV Honda SENSING 360と、ハンズオフ機能付きのアコード e:HEV Honda SENSING 360+では、内外装デザインにちょっとした差別化が施されながらも、あくまでも予防安全装備のアップデートがメインで、車両本体価格は40万円アップすることが明らかになっています。

具体的なグレード別価格帯も含めてチェックしていきましょう。


アコード e:HEV Honda SENSING 360+に搭載される機能や装備のおさらい

まずは、おさらいも兼ねて新型アコード e:HEV Honda SENSING 360+には、具体的にどういった機能や装備が追加されるのか見ていきましょう(ホンダ公式プレスリリースより引用)。

パワートレインに関しては、アコード e:HEVと全く同じで、排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジンが+デュアルモーターを組み合わせたe:HEVが採用され、2025年秋頃に登場する新型プレリュード e:HEV (New Prelude e:HEV)のように、次世代e:HEVは搭載されないので注意。

そして一番の注目ポイントとなるのが、装備内容の違いについて。

アコード e:HEV Honda SENSING 360+では、Honda SENSING 360に加えて、以下の機能が標準装備されます。

★全方位安全運転支援システムHonda SENSING 360+

・Hondaの量販モデルとして初採用となるハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能

・レコメンド型車線変更支援機能

・カーブ路外逸脱早期警報

・降車時車両接近警報

・ドライバー異常時対応システム

以上の通りとなります。

ちなみに、Honda SENSING 360+に追加される各種ドライビングサポート機能の役目は以下の通りとなります。

●ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能

高速道路や自動車専用道路を走行中、システムがアクセル、ブレーキ、ステアリングを操作し、ドライバーがハンドルから手を離しても、車速や車線内の走行を維持できるよう支援し、ドライバーの運転負荷を軽減。

高精度地図、全球測位衛星システム(Global Navigation Satellite System:GNSS)を活用し、自車の位置を特定するとともに道路情報を取得し、一定の条件下において、ステアリングから手を離した状態(ハンズオフ)での運転を支援します。

先行車がいない場合、ハンズオフでも設定した車速を保ちながら車線の中央を維持するように走行し、先行車がいる場合には、適切な車間距離を保って追従します。

●レコメンド型車線変更支援機能

ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能を作動した状態で高速道路や自動車専用道路を走行中に、自車より車速の遅い先行車を検知し、システムが周囲の状況を踏まえて追い越し可能と判断した場合、ドライバーに通知したうえで、ドライバーが手元のスイッチで追い越しを承認すると、ウインカー操作や加減速、ステアリング操作を行い、追い越しや車線復帰を支援します。

加えて、ナビで設定した目的地へ向かうための分岐や出口付近での車線変更、走行車線減少時の車線変更もシステムが支援します。

●カーブ路外逸脱早期警報

高速道路や自動車専用道路でカーブを走行する際、即座に減速しないと事故のリスクがあると判断した場合に、カーブ路外逸脱事故の発生を抑制するため、警告や減速支援を行います。

高い速度でカーブに進入する際、メーターに「前方カーブ注意」の喚起を表示することで早期にドライバーに認知を促します。

カーブに近づき、減速が求められるタイミングになると、警告音とヘッドアップディスプレーでの点滅表示により、ドライバーに減速を促す警告を行います。

さらに、ドライバーがそのままの速度でカーブに近づき、即座に減速が求められる場合は、警告の通知に加え、強めの緩減速ブレーキにより、ドライバーへ減速操作を促します。

●降車時車両接近警報

駐停車中、後側方に接近する車両を検知すると、サイドミラー上のインジケーターを点灯させ、認知を支援します。

乗員が降車のために開けようとしたドアが、自車側方を通過する車両と衝突するおそれがあるときは、インジケーターを点滅させると同時に警報音で注意を喚起します。

●ドライバー異常時対応システム

システムの操作要求に対してドライバーからの反応がない場合、警告音を強め、ドライバーに操作要求に応じるよう促します。

それでも、ドライバーが操作を行わなかった場合は、ドライバーや同乗者、他の道路ユーザーを車両衝突による危険から遠ざけるために、ハザードランプとホーンで周辺車両への注意喚起を行いながら同一車線で減速・停車を支援します。

さらに緊急サポートセンターへ接続し、ドライバーや同乗者、他の道路ユーザーの安全を確保します。

内外装にもちょっとした差別化

続いてエクステリアに関しては、新たにブラックのアウタードアミラーや、ベルリナブラックの専用アルミホイールを採用するなど、より上質かつスタイリッシュなデザインへ。

またインテリアにおいては、ルーフライニングやピラーもブラックで統一した専用のブラック内装や、ホワイトレザーを採用した専用のホワイト内装を新たに設定し、上質で高級感のある空間を追求しています。

2ページ目:アコード e:HEV Honda SENSING 360+のボディカラーや価格帯は?