日本での販売は?フルモデルチェンジ版・日産の新型パトロール NISMOが発表前に完全リーク!フェアレディZ (RZ34)の国内累計受注が1万台を突破
日本でも販売されると噂の新型パトロールだが、その一方で中東では新型パトロールNISMOの発表準備が迫る?
2025年度内に日本で発売か?と噂されている、日産のフルモデルチェンジ版・新型パトロール (Nissan New Patrol, Y63)。
トヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Crusier 300)やレクサスLX600を競合とする大型SUVですが、価格帯も1,000万円を切る可能性があるとのことで、今後の日産の動向に注目が集まります。
そんななか、日産の中東法人である日産UAEより販売予定と噂の新型パトロールNISMOが、公式発表前に完全リークされています。
ホワイト×ブラック×レッドは、見た目からしてNISMO以外考えられない
こちらが今回、正式発表・発売前に完全リークされた新型パトロールNISMO(海外カーメディアDriveより引用)。
現在、Y63型パトロールが中東各地のショールームにて展示されており、YouTubeやSNSなどでも、中東の公道を走るパトロールの姿が公開されています。
こうしたなか、日産UAEが主力車種にNISMOを追加する準備をしているわけですが、まさかここまでガッツリと内外装がリークされるとは…
インスタグラム経由でリークされた、こちらの新型パトロール・ニスモですが、おそらくは輸送中のところで撮影したものと思われ、高性能部門のスポーツ志向を反映したスタイリングの変更が明らかになっていますし、ホワイトのボディカラーをベースに、下回りにはレッドのディテールアクセント、そしてグロスブラックのリップなど、いかにもNISMOらしい専用パーツが充実しています。
新型パトロールは、バンパー下部からボンネット前端まで伸びる巨大なメッシュグリルが特徴ですが、今回のパトロールNISMOは、バンパー自体も新意匠に変更され、サイドベントが小さくなり、通常モデルのクロームの代わりに赤いディテールアクセントが施されています。
あとは、リアアンダー部分に”NISMO”の専用ロゴが加味されていることから、改めてNISMOグレードであることは確実。
コチラはリアクォータービュー。
輸送中の車両には、ブラックのロアリップキットを備えた前後のニスモ専用バンパーが装着され、ブラックのリアサイドスカートとレッドのピンストライプを備えた一体型サイドステップ、そしてNISMO専用と思われる大口径アルミホイールも装着されていますが、どのようなホイール意匠かまでは不明。
パトロールNISMOには、ワイド仕様のホイールアーチエクステンションや、レッドストライプの入ったブラックアウターミラー、NISMOのロゴが入ったメッシュ風のガードベントも装備。
そしてフロントドア部分には、”V6T”のバッジが貼付されていることから、パワートレインは排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しながらも、NISMO用に専用チューニングが施される可能性が高そうですね。
インテリアはブラックを基調としながらも、レッドのアクセントも加味?
こちらはインテリア。
コックピット周りのみではありますが、インパネ周りはスエード素材やソフトパッドが使用され、ステアリングホイールは本革巻きながらも、12時部分にNISMO用のレッドアクセントを加味(パドルシフトまでは確認できない)。
おそらく競合モデルになるであろうトヨタ・ランドクルーザー300 GR-SPORTは、オフロード性能にスポーツパッケージを設けた仕様ですが、パトロールNISMOはオンロード性能に重点を置いたイメージでしょうか。
パワートレインやその他のメカニカル的な変更については詳細不明ですが、前世代のY62型パトロールNISMOは、ビルシュタイン製サスペンションを備え、最高出力は405ps → 434psへと出力アップしていました。
新型パトロールNISMOのスペックはどうなる?
これに対して新型パトロールNISMOも、足回りやエンジン出力及びトルクのアップデートが期待できますが、それ以上に価格帯もどれだけアップするのか気になる所です。
あくまでもこれは予想ではありますが、先代モデルが通常モデルよりも7%パワーアップしている一方、直近のV6ツインターボモデルであれば、フェアレディZ NISMOが通常モデルよりも3.7%パワーアップしていることを考えると、最高出力442ps → 456psのパワーアップに抑えられる可能性も考えれそう。
あとは、NISMO化することで車体重量の軽量化も期待できるため、トータルパフォーマンス面での向上を狙うのであれば、3.7%程度のアップデートでも十分なのかもしれません。