愛知県名古屋市にて、ホンダ・シビックタイプR (FL5)で金庫を盗む犯人が「あまりにも間抜け過ぎた」。マイチェン版シビックも2025年6月下旬で受注停止へ
犯人のツメも甘過ぎるが、監視カメラに映ったFL5のイメージが悪くなるだろうな…
2025年6月19日(木)の午前5時頃、愛知県名古屋市内にある暖房機器販売店の「まとめてEco将軍・中村店」にて、水色のスポーツカーに乗った男2人組が事務所内に不法侵入し、金庫を盗む事件が発生しました。
早朝とはいえども、夏場の明るい時間帯に身元が特定できそうな車種に乗る二人組。
しかもこの現場には、3時間のうちに何度も出入りするような監視カメラの映像が残っていたわけですが、なぜ犯人はこのような目立つ不審な行動をとったのでしょうか?
実はそこには、犯人の間抜けっぷりが露呈した”ツメの甘い”行動が見えたわけですが、今回の監視カメラの映像を拝見するに、もしかすると犯人は、まとめてEco将軍・中村店に関係する人物?なのかもしれません。
明るい早朝にレーシングブルーのシビックタイプR (FL5)に乗る犯人
こちらが、2025年6月19日(木)の午前4時50分ごろに撮影された犯行現場の一部始終(中京テレビNEWSより引用)。
監視カメラに映っているのは、レーシングブルーパールのホンダ・シビックタイプR (Honda New Civic Type R, FL5)。
なぜこんなにも目立つクルマで現場にやってきたのかは不明ですが、もしかするとこの車も「誰かのものを盗んだ盗難車」である恐れが高そう。
FL5から降りて来たのは、布で顔を隠した男2人組で、何の躊躇もなくドアを蹴り開けて侵入しています。
犯行時間は僅か3分半ほど、店内のレイアウトや金庫の場所を把握している関係者?
侵入した犯人は、店内にある金庫を盗み出していますが、映像を拝見する限りでは、すぐに場所を特定して盗んでいることを考えると、おそらくは店内のレイアウトや金庫の場所を把握している人物。
それこそ、「まとめてEco将軍・中村店さん」の関係者、もしくは元従業員である可能性が高そう。
そしてあっさりと金庫を盗み出し、FL5の後席に無理やり押し込む映像が。
建物に入ってから金庫を盗み出すまでの時間は僅か3分半ほどで、改めてこの映像を見て思うのは、犯人は店舗内をある程度を理解している人物であることから、おそらくはこの店舗の社長も「〇〇かもしれない」と予想しているのではないでしょうか。
ニュースを見ている人からすれば、「犯罪者の顔にボカシはいらないだろ」「ナンバーもボカス必要ないでしょ」と怒りたくなる気持ちもわかる
それにしても…報道ニュースでは犯人の顔にボカシが入れられ、車種のナンバーもボカシが入っているので特定は難しいものの、ここまで明確に犯人の特徴が明らかになっているのであれば、わざわざボカシを入れる必要性は無いのでは?とも思うんですよね。
もちろん、プライバシーの問題であったり、犯人とよく似た人物が疑いにかけられたり、あとは防犯カメラに映ったFL5が盗難車だった場合、そのナンバーからオーナーが特定され、盗まれた被害者であるにも関わらず「犯罪者扱い」に仕立て上げられることだって予想できるため、そういった意味では犯罪者にとって有利となるような陳腐な法律には辟易とするばかり。
金庫を盗んだあとも、再び販売店に侵入する犯人
なお犯人は、金庫を盗み出した後も何度も販売店に侵入しており、その目的というのが「監視カメラの破壊と窃盗」。
おそらくは、今回の窃盗の一部始終が映像記録として残っていることを知っていたため、犯人はそのことを思い出して何度も侵入したのではないかと推測。
しかも防犯カメラの映像には、上の画像の通り「防犯カメラを破壊する瞬間」までも残っていたんですね。
防犯カメラの映像は盗めても、バックアップデータまでは盗めなかったようだ
なぜ犯人は、防犯カメラ及びデータを盗んだにも関わらず、今回のように映像が残っていたのか?というと、今回被害を受けた谷田新也 氏によると、どうやら防犯対策としてバックアップデータをとっていたため、今回の映像もしっかりと残っていたんですね。
そのおかげで、警察及びメディア・マスコミに映像を提出し、こうしてニュースとして報道されているわけですが、FL5という特殊な車種を利用して強盗を働いたことで、FL5含むスポーツカーのイメージが低下したのは残念。
犯人の間抜けっぷりが露呈したニュースでもありましたが、今回のバックアップデータの映像から早期的に犯人逮捕につながってほしい所ですね。