【今までありがとう】日産ノート/ノートオーラを生産する追浜工場の車両生産を2027年度末で終了すると正式発表!日産九州移管のタイミングでフルモデルチェンジか?

日産公式が遂に、追浜工場での車両生産終了を発表

日産の主力コンパクトカーである、ノート (Nissan Note)/ノートオーラ (Note Aura)を生産する神奈川県の追浜工場。

これまで、販売不振により生産稼働率を2割まで減らしたり、タイ工場にて生産している新型キックス (New Kicks)を追浜工場に移管するといった様々な報道がなされましたが、遂に日産公式より「追浜工場での車両生産を2027年度末に終了する」と発表。

またこれに加えて、日産の子会社でもある日産車体の湘南工場も、2026年度末をもって車両生産終了することを明らかにしています。
※湘南工場では、すでに生産終了がアナウンスされている商用モデルのADやNV200バネットを生産

但し、追浜工場にて生産されていたノート/ノートオーラについては、エクストレイルなどを生産している日産九州工場へと移管・統合されるとのことで、「ノート/ノートオーラが生産終了するというわけではない」ことに注意してください。


追浜工場で生産されているモデルや、今後生産されるであろうモデルも日産九州へと移管・統合へ

改めて日産は、経営再建計画「Re:Nissan」で推進するグローバルな生産拠点の見直しの一環として、同社の追浜地区にある追浜工場(神奈川県横須賀市)における車両生産を、2027年度末に終了すると発表しました。

同工場での車両生産は、日産自動車九州株式会社(福岡県苅田町)へ移管・統合され、追浜工場で生産しているモデルや今後生産を開始するモデルは、日産自動車九州で生産する予定となっているとのことですが、以前「新型キックスが追浜工場にて生産」という報道の真偽に加え、キックスが追浜工場ではなく九州工場で生産されるのかも気になるところ。

ちなみに追浜工場は、1961年に操業を開始し、今日に至るまでの歴史は以下の通り。

1961年:操業開始(ダットサンブルーバード生産開始)

1978年:生産累計500万台達成

1984年:追浜専用埠頭完成

1992年:生産累計1,000万台達成

2001年:マーチ生産開始

2003年:キューブ生産開始

2007年:「GRANDRIVE」を竣工、生産累計1,500万台達成

2010年:日産リーフ生産開始

2012年:2ライン生産終了

2016年:初代ノートe-POWER生産開始

2021年:現行ノートオーラ生産開始

これまでに累計で1,780万台以上を生産し、世界中の顧客に日産車を提供してきましたが、同工場が2027年度末に車両生産を終了するのはとても残念。

おそらくSNSでは「追浜工場が完全閉鎖」といった誤情報やデマが拡散されるだろう

今回の決定については、追浜地区の一部である追浜工場についてのものであり、同地区にある総合研究所やGRANDRIVE(グランドライブ)、衝突試験場、追浜専用ふ頭など、その他のすべての機能については、今後も変更なく事業を継続していくので注意。

おそらくSNSでは、「追浜工場が完全終了」「遂に日産が追浜工場を手放した」といった誤った情報が拡散される恐れもあるため、あくまでも「追浜工場での車両生産が終了するだけ」となります。

今回の公式発表について、日産CEOであるイヴァン・エスピノーサ氏は以下のようにコメントしています。

日産は本日、大きな決断をしました。

私にとっても会社にとっても簡単な決断ではありませんでしたが、現状の課題を克服し、持続可能な未来を築くための重要な一歩だと信じています。

追浜工場は日産の歴史の誇りであり、その伝統は永く受け継がれていくでしょう。

この工場を支えてきた従業員や地域の皆さま、パートナーの皆さまに心から感謝申し上げます。

私たちは今後も追浜地域での事業を継続し、地域社会へ貢献していきます。

そして、追浜工場の精神を引き継ぎながら、日産本来の価値を取り戻すために取り組んでいきます。

2ページ目:今回の追浜工場での車両生産終了より、追浜工場の運用方法や働く従業員はどうなるの?