ホンダN-BOX Customターボ(JF5)の1年11ヶ月レビュー。満足度は高いが、機能性や安全装備などの改良すべき点はまだまだ多い
あと少しで納車されて2年が経過するホンダN-BOXカスタム・ターボ(JF5)
2023年10月に私に納車されて1年11か月が経過した、ホンダN-BOXカスタム・ターボ (Honda New N-BOX Custom Turbo, JF5)[2WD]。
早いもので、本モデルの走行距離ももうすぐ16,000kmに到達し、2025年10月には納車されて2年が経過、そして納車後24か月法定点検も控えています。
あくまでも私の予想ですが、この車で2025年~2026年にかけての冬を迎えることはなく、次なる愛車予定の三菱の新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini) T Premium DELIMARU Package[2WD]にバトンを渡すことになると思いますが、それまではしっかりと乗り続けたい所です。
今回は、そんなN-BOXが納車されて1年11か月経過してのインプレッションを箇条書きでまとめていきたいと思います。
色々言われながらもN-BOXはバランスの良い車だと思う

まずは、N-BOX Customターボの総合的な評価について。
これまで様々なインプレッションを行ってきましたが、なんやかんやで「よく出来た車」だと思いますし、バランスの取れた車だと思っています。
●見た目はマイルドテイストだが、今見てもセンター一文字LEDランプは近代的であり個性的(遠目からでもわかる存在感がイイ)
●競合モデルの三菱デリカミニやダイハツ・ムーヴ/ムーヴキャンバスに比べて、エアコンの効きはかなり強い
●デリカミニやスズキ・スペーシアカスタムの天井サーキュレーターがあると、後席の快適性も向上して尚のこと良い
●運転席と助手席にシートバックテーブルが装着でき、後席に座る子供も重宝している
●フロントに入力用USB Type-Aポート、急速充電用のUSB Type-Cがそれぞれ1口ずつあるのはグッドだが、後席にUSBが搭載されていないのは残念
●ターボモデルだとパドルシフトが搭載されており、50km/h付近でもD2 → D1にシフトダウンできるほどのレンジの広さ、そしてエンブレが強いので、フットブレーキを多用する必要が無くて楽
●運転席のシートポジションを低めに調整できるので、デリカミニやムーヴ等に比べて「トールワゴン」に乗っている感覚が無い
●中~長距離の平均燃費は18km/L~24km/Lと優秀だがら、ストップ&ゴーの多い街中だと14km/Lぐらいまで悪化することも
●ステアリングを握っているときや、フロアに足を置いているとき、走行中の振動があまり伝わってこないのはN-BOXの強み(剛性も高い印象)
●オートブレーキホールド[ABH]はメモリー式(自己復帰)を採用してほしかった
●やはり燃料タンク容量は拡大してほしい(2WDは27L、4WDは25L)
以上の通りとなります。
予防安全装備Honda SENSINGはまだまだ課題が多い

続いては、予防安全装備Honda SENSINGについても見ていきましょう。
Honda SENSINGに関しては、他のホンダ車同様にまだまだ課題が多く、競合のToyota Safety Sense+3.0やProPilot/Mi-Pilotに比べるとレベルは低めだと考えています。
●アダプティブクルーズコントロール[ACC]の精度はイマイチで、前車との車間距離の調整が不自然
・前車との車間距離が近くなると、一旦ブレーキランプを点灯させるような強めの減速をしてからクルージングを行う
・下り坂においては、CVT特有のエンジン回転数を上げてエンブレを強化するのではなく、無暗にブレーキランプを点灯させるようなブレーキが多い
・前方車両が高速道路本線からインターチェンジ(IC)へと車線変更する際、やたら強めの急ブレーキをかけることが多い
・前方車両がいなくなってからの加速は、急アクセル操作に近くてナチュラルさが無い●ACCとレーンキープアシストシステム[LKAS]を、それぞれ単独で使用できないのは残念
・LKASを活用する際は、強制的にACCとセットで活用しなければならない
・LKASによる車線中央維持は不安定であり、やたら右側(中央分離帯)寄りに走ることが多くて怖い
・LKASに関しては、高速道路の直線やカーブであっても、白線から逸脱することが何度かあった●標識認識機能の誤認識が相変らず多い
・ラーメンチェーン店「天下一品」のロゴを、進入禁止と誤認識することがある
・国道沿いにある100円寿司や県道「百何号線」の看板を読み取り、速度制限100km/hと誤認識することがある●競合モデルにも対抗できるHonda SENSINGのアップデートに期待
・新型デリカミニや日産の新型ルークスではブラインドスポットワーニング[BSW]が設定される
以上の通りとなります。
