米国トヨタ特別仕様車GRスープラ MkVファイナルエディションに何が?発売半年で大破、サルベージオークションに出品された悲劇の真相

発売から半年も経たずにGRスープラ MkVファイナルエディションが事故で大破

BMWとの共同開発によって実現した、トヨタの2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるGRスープラ (Toyota New GR Supra)。

そのGRスープラも生産終了が決定し、日本では限定150台のみとなるA90 Final Editionが抽選で販売され、その価格は1,500万円と最終モデルに相応しい価格設定となっています。

一方でアメリカ市場でも、具体的な販売台数は明らかになっていないものの、こちらも最後の特別仕様車となるMkVファイナルエディションが2025年4月に発表・発売されたわけですが、何と半年も経たず事故で大破し、アメリカのサルベージオークションにて出品されることが明らかとなりました。


あまりにも痛々しいのGRスープラ MkVファイナルエディション

こちらが今回、アメリカ・IAAIオースティン北支部のサルベージオークションにて掲載されている、2026年モデルのGRスープラ MkVファイナルエディション。

車両情報としては以下の通り。

ストック #:42666487

販売支店:オースティンノース(テキサス州)

VIN(ステータス):WZ1DB0G01TW****** (正常))

損失:衝突

主な被害:横転事故

二次被害:エンジンの焼き付き

タイトル/販売文書:待機状態

開始コード:Stationary

鍵:有り

オドメーター:1マイル(デジタルダッシュが動作しない)

エアバッグ:展開済み

車輪:標準ホイール

本モデルの新車販売価格が68,550ドル(日本円に換算して約1,009万円)となるため、例えプレミア価値のある特別仕様車といえど、さすがに新車価格にて落札されることはないと思われますが、果たしていくらで落札されるかは見もの。

本モデルは、アメリカ市場向けの3.0プレミアムをベースにした特別仕様車なので、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載し、最高出力382hp/最大トルク499Nmを発揮、トランスミッションは8速ATを搭載、駆動方式は後輪駆動[2WD/FR]となります。

一体どのような事故だったのか?

あまりにも痛々しい見た目ですが、なぜこのような状態になってしまったのかというと、オークション記録によれば、どうやらGRスープラは横転事故を起こしてしまったそうで、ボディは大破し、ルーフは潰れ、フロントガラスも粉々に砕けてしまいました。

現時点では、この車がどのような経緯で横転事故を起こしてしまったのかは不明ですが、他車を巻き込むような大事故になっていないこと、ドライバーが無事であることを願うばかり。

右側面には深い傷跡が残り、クォーターパネルからフェンダー、ヘッドライトまで傷だらけのGRスープラ。

足もとのホイールも傷だらけですし、エアバッグももちろん作動したあとの状態です。

メーター関係は起動しないため、走行距離も確認できず…

オークション情報によると、デジタルメーターも作動しないそうで、おそらく電装系も大きく損傷している可能性が高そうですね。

このことから、この特別仕様車が納車されてどれだけの距離を走らせたのかも不明ですし、少なくとも納車されてから半年も経過していないことは確かだと思います。

2ページ目:そもそもアメリカ向けの特別仕様車GRスープラ MkVファイナルエディションの特徴とは?