さらば、レガシィ。スバルが35年の歴史に正式に終止符!生産終了後、スバルは何を狙う?2025年9月12日時点での最新工場出荷目途も更新

正式発表から17か月が経過したタイミングで、レガシィが正式に生産終了へ

2024年4月、スバルのアメリカ法人が正式にレガシィ (Subaru Legacy)の生産終了を発表して1年5か月経過しましたが、遂に最後の個体が完成し、生産終了の運びとなりました。

スバルのラインナップモデルで、最も長く販売されてきたレガシィですが、スバル・インディアナ工場での35年続いた生産が、幕を下ろします。

ちなみに、レガシィの新規受注受付けは当然のことながら終了しており、新車で購入する場合は、在庫車両を購入する以外の選択肢はありません。


レガシィが生産されていた工場は、元々いすゞと提携していた

こちらが今回、最後に生産されたレガシィ。

スバルは1989年9月、アメリカ・インディアナ州ラファイエットの工場にてレガシィの生産を開始。

当初、同工場はスバルといすゞの合弁事業でしたが、2022年に提携が解消されました。

この提携が解消された後、トヨタがこの工場の主要投資家となり、2007年から2016年5月まで、レガシィと並んで人気の高いカムリ (Toyota Camry)が生産されていました。

レガシィの生産割合は、セダン系が75%

ちなみにレガシィは、これまで7世代に渡ってフルモデルチェンジを繰り返し、インディアナ工場での生産台数は累計1,398,994台(約140万台)。

なお具体的な内訳としては、セダンが1,056,056台(約75%)で、ワゴンが342,938台(約25%)なので、割合としてはセダンの方が圧倒的に多いんですね。

近年、SUVへの需要が高まっているため、レガシィの需要が減少傾向にあるのは当然のことですし、生産終了に追い込まれるのも時代の流れ。

スバルによると、2024年にはレガシィの年間新車販売台数は19,951台で、前年比23%減となりました。

今後、インディアナ工場はどうなる?

なお、スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ社長 兼 最高執行責任者(COO)であるスコット・ブランド氏は、「これは当社と従業員にとって、ほろ苦い瞬間です。当社の歴史における重要な章は幕を閉じましたが、私たちはすでにページをめくり、新たな章を始めようとしています」と語りました。

スバルは、インディアナ工場でのレガシィ生産を縮小するだけではなく、2025年10月末までにアウトバック (New Outback)の組立も終了し、改良モデルの生産を日本へと移管します。

そして、フォレスター (New Forester)の生産については引き継がれ、2026年春までには新型フォレスター・ハイブリッドの生産も開始される予定です。

こうしたスバルのSUVモデルの生産への注力について、スコット・ブランド氏は、「今後の展開に期待しています。ガソリン車とハイブリッド車のフォレスター生産をアメリカに持ち込むことで、スバルの最も人気の高いモデルの一つであるフォレスターの市場への反応がより早くなるだけでなく、ハイブリッドのプロセスと技術を、事業に導入することも可能になります」と付け加えています。

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