【悲報】スバル・レガシィが「2025年に販売・生産終了する」と公式発表→一体なぜ?一部改良版・トヨタ新型タコマにハイブリッドモデルを追加!

改良型が発表されたばかりの新型レガシィが生産・販売終了するとは…

スバルのアメリカ法人は2024年4月12日、一部改良版となる新型レガシィ(Subaru New Legacy)とアウトバック(New Outback)を発表したばかりですが、その10日後となる24日、突如としてスバル公式が「レガシィを2025年で生産終了する」と公式発表しました。

何とも衝撃的なニュースリリースではありますが、レガシィの販売停滞が影響しているものと予想され、今後はSUVを主軸に拡販を目指すものと考えられます。

◇生産は2025年モデルで終了し、2025年春に正式に終了する計画

◇2025年モデルのレガシィの開始価格は24,895ドル(日本円に換算して約385万円)で、2024年4月12日発表したモデルと同じプライス設定

◇受賞歴のあるアイサイト(EyeSight)運転支援技術を全モデルに標準装備


スバル・レガシィは、アメリカにて長年愛されてきたモデル

現在ラインナップされているレガシィは、アメリカ市場向けに設計され、1989年のデビュー当時、スバルの新しいインディアナ工場であるスバル・オブ・インディアナオートモーティブにて「アメリカで製造された最初のスバル車」でした。

レガシィは、様々なオーナーから愛され、その模範的な安全性と信頼性で知名度アップ。

過去10年間に販売されたレガシィ車の94%以上が、2024年現在も走られていて(2012年~2021年までのExperian Automotiveの稼働車両と新規登録総数に基づく)、このモデルは18年連続で道路安全保険協会のトップセーフティピックに選ばれています。

初代レガシィは、マルチポイント燃料噴射装置や4輪ディスクブレーキ、完全独立サスペンション、フルタイム四輪駆動[AWD]も利用可能で、その後のレガシィワゴンは、アウトバックの基礎となりました。

デビュー以来、アメリカにて販売されるレガシィは、インディアナ州ラファイエットにあるスバル・オブ・インディアナにて組立てられています。

レガシィのアメリカでの累計販売台数は130万台以上

レガシィは、これまで6世代に渡ってフルモデルチェンジが実施され、アメリカでの累計販売台数は130万台以上を記録。

本モデルは、スバルのモデルラインの中で最も長く続いていますが、今回の生産終了は中々に衝撃的。

なぜレガシィが2025年で生産終了に?

そこで、なぜこのタイミングでスバルが「レガシィを生産終了する」と発表したのかが気になるところ。

先程の通り、レガシィの販売台数の停滞に加えて「SUVやクロスオーバーへの市場の移行」と「スバルの電動化への移行」を目的としているから。

スバル・オブ・アメリカの親会社であるスバル・コーポレーションは、2023年モデルにデビューしたピュアEVクロスオーバーのソルテラ(Subaru New Solterra)を含め、2028年までに8車種のEVを生産すると発表していて、いよいよ本格的にEVシフトに向けて加速していくことになりそうです。

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