【異例の快挙】2025年グッドデザイン賞は日本メーカー3社!ダイハツ・ムーヴ/日産ルークスの新型軽ハイトワゴンが受賞し、三菱はデリカミニ/デリカシリーズなど異例の3車種選出

日本の3つの自動車メーカーからグッドデザイン賞が選出されるのは珍しい

毎年発表されるグッドデザイン賞。

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動により誕生しました。

国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されている重要イベントの一つで、受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています(GOOD DESIGN AWARDより引用)。

ちなみに、このグッドデザイン賞は、毎年必ず自動車メーカーの新型車が選出・受賞されるわけではありません。

しかしながら、2025年はまさかの3つの自動車メーカーから選出されているため、これまでにない快挙なのではないかと思われます。

そんなグッドデザイン賞を獲得した日本モデルを見ていきましょう。


ダイハツからは新型ムーヴが2025年度グッドデザイン賞を受賞

まず、ダイハツブランドよりグッドデザイン賞を受賞したのは、フルモデルチェンジ版・新型ムーヴ。

私も父母用にムーヴRS [4WD]を購入しましたが、やはりDNGAプラットフォームをベースにしたモデルということもあり、乗り味として少しカタメでロングドライブにも最適なチューニング。

ちなみにこのモデルの審査委員の評価としては以下の通りで、意外とマニアックな内容の評価になっているのもユニークです。

エクステリアは車名「ムーヴ」を想起させる躍動感をテーマに据え、ブラックアウト処理されたウインドウグラフィックがフロントからリアへ抜けることで、キャビンのボリュームを自然に包み込み安定したスタンスを形成している。

フロントはヘッドランプとグリルをシームレスにつなぐ面構成により、凛とした表情とシャープさを両立し、端正な顔立ちを実現。

サイドビューはスライドドアの存在を意識させない滑らかな面と抑揚あるキャラクターラインにより、実用性と洗練性を共存させている。

インテリアは水平基調の構成と大画面の融合が視覚的な広がりを生み、素材とディテールの確かさが上質感を引き上げている。

全体として、堅実さと洗練を兼ね備えた完成度の高いデザインである。

via:Daihatsu

日産からは新型ルークスが2025年度グッドデザイン賞を受賞

続いて日産の新車・新型車よりグッドデザイン賞を受賞したモデルですが、2025年10月末に発売が決定している、フルモデルチェンジ版・新型ルークス (Nissan New ROOX)となりました。

本モデルについては、エクステリアに「かどまる四角」をモチーフとしたデザインや、日本の伝統的な建築様式である「唐破風(からはふ)」にインスピレーションを受けた新たな2トーンカラーを採用し、インテリアはリビングルームのような心地よい空間を実現しています。

また、「インテリジェント・アラウンドビューモニター(移動物検知、3Dビュー機能付)」をはじめとする多くの先進運転支援技術を搭載し、室内空間、走行性能、使い勝手など全方位で進化させ、従来の軽自動車の常識を打ち破る、まったく新しい価値を提供します。

このモデルに対し、グッドデザイン賞と評価した審査員からのコメントが以下の通りで、案の定旧モデルのキューブ (CUBE)を引き合いに出しているのも「わかってる」と評価できます。

日産の「CUBE」を軽自動車の文脈に落とし込んだような印象を与える新型ROOXは、エクステリア・インテリアともに角を丸めた「かどまる四角」をモチーフに展開し、独自の表情を確立している。

フロントはグリルとランプを面で連続させることで、端正さと柔らかさを兼ね備えた顔立ちを構築。

ライトやホイール、ドアハンドルに至るまで同じモチーフを反復し、デザイン全体に統一感を与えている。

サイドは大きなウインドウエリアと直線的なシルエットで構成され、広さを強調しつつキャビンのボリュームを軽やかに見せる処理が巧みである。

インテリアは水平基調のパネルと大画面を融合し、シンプルでありながら広がりと先進感を両立。

ルーフ、Bピラー、ダッシュボードを繋ぐ「フロント・フレーム」デザインは外の景色をまるで写真のように切り取る視覚体験を生んでいる。

兄弟車である三菱デリカミニとの差別化も明確であり、その完成度は高くその点も非常に高く評価できるデザインである。

via:Nissan

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