三菱の新型デリカミニとダイハツ・ムーヴをオーナー目線で徹底比較!動的質感と乗り心地はどう違う?一方でスズキ・ジムニーノマドは「2026年1月30日」受注再開予定も大幅値上げの予感

三菱の新型デリカミニとダイハツ・ムーヴでは、同じ軽自動車でも、どんな違いがある?

2025年8月末に私の父母用に納車されて2か月が経過した、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴ (Daihatsu New Move)。

総走行距離も、ようやく1,000kmを突破したそうで、普段の街乗りから中距離移動用としてフル活用しているとのことで、満足度としてはかなり高いようです。

そんなムーヴですが、先日私が三菱の新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)を試乗したため、軽い街乗り試乗ながらも、ムーヴとどのような違いがあるのか比較してみることに。

ムーヴの場合は、田舎道を中心に、無料高速区間も含めて50kmほど走らせましたが、やはりダイハツにはダイハツの良さがありますし、三菱には三菱の良さがあるため、納車後も内外装含めて改めて比較できればと考えています。


新型ムーヴとデリカミニを試乗してみての感想を簡易的にまとめてみる

まずは、新型ムーヴとデリカミニの比較も兼ねて、直感的に感じた両車の特徴をまとめていきたいと思います。

●シートの乗降り性について
ムーヴ:シート座面位置が低めだが、乗降りし易い
デリカミニ:シート座面位置が高く、足腰の弱い方でも乗降りしやすい

●ステアリング調整について
ムーヴ:チルト(上下)調整のみで、テレスコピック(前後スライド)調整は無し
デリカミニ:ムーヴと同じ

●運転席からの見晴らしについて
ムーヴ:運転席からフロントウィンドウまでの距離が短いからなのか、停止線から信号までの距離が短いところだと、信号が確認しづらい
デリカミニ:運転席からフロントウィンドウまでの距離が長く、ウィンドウの面積が大きいからなのか、見晴らしはとても良好

●運転席から見るルームミラーとの距離感
ムーヴ:運転席からの距離感や、リアハッチガラスの面積とのバランスも良く、後方視界は良好
デリカミニ:運転席からルームミラーまでの距離が短く、目視というよりも首を少し動かして確認する必要がある

●運転時の座り心地について
ムーヴ:ターボRS×15インチタイヤホイールを履かせているからなのか、乗り味としては少々カタメで、ロングドライブに適している印象
デリカミニ:T Premium DELIMARU Package[4WD]×15インチタイヤホイールを履かせているため、ムーヴ同様にカタメの乗り味であることから、こちらもロングドライブに適している

●運転席からのサイズ感について
ムーヴ:着座位置の低さや、フロントウィンドウの面積の小ささが影響しているからなのか、そこまで大きさを感じない
デリカミニ:着座位置の高さや、フロントウィンドウの面積の大きさが影響しているからなのか、背高さの加えて全幅も大きく感じる(あくまでも体感的な意味)

以上の通りとなります。

両車を比較してみたからといって、何れも優劣付けがたい完成度の高いモデルなので、あくまでもデリカミニは10km程度の試乗、ムーヴは50km程度の試乗だったので、この僅かな距離と短時間の運転だけでは明確な比較は難しいものの、それぞれの特徴がしっかりと表れているのはユニークだと思います。

ムーヴとデリカミニでは、動的質感の違いは?

続いて、動的質感の比較をメインに見ていきましょう。

これもあくまで僅かな試乗で感じた違いではあるものの、今後デリカミニが納車されてから頻繁的に運転していくなかで変化していく可能性もあるので、あくまでも現状での感想と比較になります。

●停車時の加速フィール
ムーヴ:回転数を抑えながらも、エンジンの唸りは大きめ
デリカミニ:走行モードによりけりだが、NORMALモードだと回転数を抑えつつ、エンジンの唸りも控え目

●走行中の振動や静粛性について
ムーヴ:15インチタイヤホイールを装着していても、路面からの振動や静粛性は控え目だが、路面状況や速度が上がって来ると顕著に表れる
デリカミニ:試乗コースでは50km/hまでの速度だったが、終始路面からの振動はあまり伝わってこず、静粛性も高かった(ムーヴと似たフィーリング)

●走行中のステアリングフィール
ムーヴ:低速域でもステアリングは少し軽め、調整しろ(遊び)は少ないように感じられる
デリカミニ:低速時のステアリングは、ムーヴよりも更に軽く、遊びも大きいように感じられた。高速走行時のフィーリングが気になるステアリングだった

●走行中のロールについて
ムーヴ:軽自動車のなかでも車高が低いからなのか、あくまでも速度制限で走る分にはロールは少なく安定感も高かった
デリカミニ:全高が高い分、どうしても重心位置が高くなってしまうデリカミニだが、ロールは少なく感じながらも、ムーヴよりも多少の不安感は感じられる

以上の通りとなります。

あくまでも基礎的な内容であり、少ない走行距離のなかで感じられたフィーリングになるため、そこまで明確な参考情報になるかはわからないですが、比較対象があるなかでのムーヴのポテンシャルの高さを再確認できたと言いますか…

装備面や予防安全装備の精度においては、どうしても批判的な意見の多いムーヴではあるものの、一つ一つの要素・特徴で見ていくと、やはり軽自動車市場を席巻してきたメーカーなだけあって、ユーザーの好みや魅力をしっかりと押さえているところ、そして軽自動車に必要な要素、レベルを軽々クリアしてくるところは流石だと思います。

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