【元オーナーが断言】ダイハツ新型ムーヴは『隠れた進化』が凄い!ムーヴキャンバスからの乗換えで判明した「ドア施錠センサー感度向上」や「内張りのビビリ音改善」等

ムーヴキャンバスから新型ムーヴに乗り換えて感じたこととは?

2025年8月に私の父母に納車されて2か月が経過した、ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴRS (Daihatsu New Move RS)[4WD]。

本モデルの走行距離もようやく1,000kmを突破し、特にこれといった不具合やトラブルなどもなく、順調に距離を伸ばしている状態。

今回は、本モデルが納車されて2か月経過してのインプレッションに加え、父母がムーヴキャンバスから乗り換えての印象・比較をまとめていきたいと思います。

父母曰く、ムーヴキャンバスから進化した点もいくつかある一方で、相変わらず使いづらいところもあるようです。


乗り心地はムーヴキャンバスよりもムーヴの方が好み

まずは新型ムーヴの乗り心地について。

乗り心地の好みに関しては人それぞれなので、あくまでも参考程度の情報にはなりますが、父母曰く「ムーヴキャンバスよりもカタメに味付けされている」そうで、フワフワした印象もなく、中距離移動でも特に疲れることはないとのこと。

ムーヴキャンバスの場合だと、マイルドな乗り心地で縦揺れが大きかったそうですが、ムーヴRSに乗り換えてからはその問題も解決。

おまけに、14インチタイヤホイールから15インチタイヤホイールに変化したことで、「乗り心地が悪くなったり、ロードノイズが目立つ」といった懸念も無いそうで、いわゆる普段使いへの支障はないとのことでした。

ドア施錠/解錠センサーの感度が向上している

続いては、ドア施錠/解錠センサーの感度について。

新型ムーヴでは、ムーヴキャンバス同様、上の画像の通り”二”の部分をタッチすることで、施錠・解錠することが可能です。

ムーヴキャンバスでは、納車された直後から施錠・解錠共に感度・レスポンスがそこまで良くなかったそうですが、ムーヴに乗り換えてからは、この問題が大きく解消・改善されているそうで、今のところタッチして反応が悪かったことは無いそうです。

単に指先の乾燥であったり、触れる場所に問題があったのでは?と感じたりもしましたが、仮に開閉レスポンスが向上しているのではあれば、実際に所有してみないとわからないポイントですし、隠れた改良ともいえるでしょうね。

低速域~高速域であっても、内張りなどのビビリ音が抑えられている

続いては、新型ムーヴの内張りやインパネ周りのビビリ音について。

ムーヴキャンバスでは、低速域~高速域であっても、納車された直後からチョコチョコと内張りのビビリ音が気になっていたそうですが、ムーヴではそのビビリ音も抑えられているとのこと。

特に高速域でのビビリ音の違いが顕著だそうで、内ドア側のアームレスト周りから頻繁的に聞こえていたビビリ音が無く、車内の静けさも一気に向上しているのだとか。

私の場合、ムーヴキャンバスも新型ムーヴも頻繁的に乗っていたわけではないので、この2車種を直接的に比較することは難しいものの、ほぼ毎日乗っていた父母から見て「顕著な違い」が出ているのであれば、紛れもないサイレントアップデート。

そう考えると、新型ムーヴは「見えない所の進化・改良」が大きいのかもしれません。

走行中のステアリングのブレ・振動が少ない

続いては、新型ムーヴ走行中のステアリングのブレや振動について。

おそらくは剛性のことを指しているのだと思われますが、ムーヴキャンバスで感じていた走行中のステアリングの振動や、若干右寄りになりがちなブレが、新型ムーヴでは解消されているそうで、安定感が増しているとのこと。

特にムーヴキャンバスのステアリングのブレに関しては、中速域から顕著に表れていたそうですが、新型ムーヴでは上手く解消されているそうです。

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