【検証】スズキ新型ジムニーノマド (1型)の0-100km/h加速時間は軽ターボと変わらない?納車1か月で分かった4速ATの癖と「真っ直ぐ走らない」特性
早いもので、私のジムニーノマドも納車されて1か月が経過!
2025年12月末に私に納車されて1か月が経過した、スズキ新型ジムニーノマド (Suzuki New Jimny Nomade, 1型) FCグレード [4速AT/4WD]。
当初の納期回答から大幅に短縮された関係で、スタッドレスタイヤの準備ができず、冬場は全く走らせていないため、走行距離も約400kmと全く伸びていない状態です。
しばらくはガレージでの冬眠生活が続くであろうジムニーノマドですが、今回は納車後1か月経過してのインプレッションに加えて、ようやく実現した0-100km/h加速の検証動画を公開していきたいと思います。
4速ATの減速とシフトダウンは中々難しい

まずは、ジムニーノマドで一番気になっているのがトランスミッションとの相性。
私が所有しているのは4速ATになるわけですが、中速域では2~3速で走行することが多いからなのか、例えば60km/hあたりから減速する際、エンブレを効かせてDレンジから2速にシフトダウンしても、そこまでエンブレが強くないんですね。
特に40km/hを切ってからのエンブレが異常に弱く、2速 → ”L”シフトへ更にシフトダウンしても回転数が上がらず、ようやく30km/hを切ったぐらいで1速に切り換わるのですが、1速の減速比が大きいからなのか、急ブレーキをかけたようなノーズダイブするレベルの減速なので危険。

つまり、”L”シフトに切り替える前には減速力が小さすぎるので、結局ブレーキペダルを踏んで減速することの方が多くなってしまうんですよね。
そういった意味では、ジムニーノマドの4速ATとの相性はそこまで良くない印象で(っというか、私がジムニーの特性を全く理解できていないのだと思う)、しばらく走り慣れるのにも時間がかかりそう。
これも慣れるのに時間がかかりそうだ、まっすぐ走らないジムニーノマド

続いては、直進安定性について。
これはジムニーという特性とラダーフレーム構造を採用するモデルである以上、仕方のないことなのですが、改めて実際に所有して感じることは「真っすぐ走らない」ということ。
決して不満に思ったりしているわけではなく、ジムニーというクルマの特性を知ること、そして忘備録として残したいので、敢えて記載していこうと思っています。

ジムニーが真っすぐ走らない要因としては、ラダーフレーム構造と、左右の車輪が一本の棒(ホーシング)でつながっているリジッドアクスルを用いているため、段差やサスペンションの伸縮で車体が左右に振られやすいことから、どうしても真っすぐ走ることが難しいんですね。
従来のジムニー/ジムニーシエラに比べて、ホイールベースが延伸してフットプリントが拡大しているといえど、それでも従来のSUVに比べると短めの2,590mmですし、あとは高い車高により悪路走破性を優先した設計となっている関係で、風や段差の影響を受けやすくなっているのもあると思うんですね。

あとは、ジムニーお決まりの伝統的なボールナット式ステアリングギアを採用している関係で、乗用車に多いラック&ピニオン式ではないことから、構造上ハンドルの遊び代が大きく、直進状態を維持するのに繊細な操作が求められる、というのもあると思われます。

何れにしても、ジムニーノマドは「悪路走破性」を重要視した特殊な車であることを理解しなければならないため、改めてこの車と向き合っていく上で「他の車とは全く違う」ということを再確認できた瞬間でもありました。
ラダーフレームを採用しているランクル300とLX600は「奇跡のクルマ」だと思う

特に、同じラダーフレームであっても、全くキャラクターが異なるトヨタ・ランドクルーザー300やレクサスLX600は、悪路走破性をしっかりと維持しながらも、快適性やラグジュアリー性を上手く両立している奇跡のクルマであることも、今回のジムニーノマドのインプレッションで再確認できました。