ホンダ・オデッセイが絶体絶命?2025年の販売台数はアルヴェルの「10分の1以下」。2026年夏に登場する新型エルグランド (E53)猛追で、次期型への道は閉ざされるのか
オデッセイは依然として中途半端な立ち位置にあるが…
2023年12月、一部改良版として復活を遂げた5代目のホンダ・オデッセイ (Honda Odyssey)。
ホンダのフラッグシップミニバンとして再びラインナップされ、国内生産から中国生産へと移行し、更にグレードラインナップも排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターを組合わせるハイブリッドe:HEVのみとなりました。
駆動方式は前輪駆動[2WD]のみとなるため、雪国エリアのユーザーからすると「何で四輪駆動[4WD]の設定が無いんだ!」と不満に思われる一台ですが、そんなオデッセイもそろそろ6代目のフルモデルチェンジを期待したいところです。
2026年7月中旬には、日産の新型エルグランド (E53)が発売されるが…

そんな現行オデッセイですが、2025年11月に2回目の一部改良版として発表・発売されるも、変更されたのは2列目大型ロールサンシェードが全車標準装備されたぐらい。
しかも、このロールサンシェードは元々ディーラーオプションとして27,500円(税込み・工賃含まず)で販売されていたユーティリティなのですが、なぜか改良型では全車一律28.6万円も値上げ。
それ以外の改良・変更も無く、感覚的には単なる物価高高騰による値上げとしか思えないほどの内容なわけですが、果たしてこの商品力で売れるのかどうかは疑問。

なお、オデッセイの競合モデルとなるトヨタ・アルファード (Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)は、2023年6月に40系としてデビューして2年半以上が経過し、2026年夏頃には大幅改良が期待されるところ。
一方でこちらも競合モデルとなる、日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)は、2026年7月中旬に発表・発売予定であり、既に実車も公開済み。
競合モデルの進化が見られるなか、オデッセイは未だ次期モデルに向けた動きが全く見えないわけですが、果たしてこのまま改良/マイナーチェンジ/フルモデルチェンジすることなく短命に終わるのかは気になる所。
次期オデッセイには、既存の新型車に採用される機能が必須になってくる

少なからず、現行の商品力のままでは完全に競合モデルには勝てないため、装備内容はCR-Vやアコード (New ACCORD)等に匹敵する装備内容としつつ、走りにおいてはステップワゴン (STEPWGN)やプレリュード (PRELUDE)をイメージさせるような、そんな個性味のある車両でない限りは難しいところ。

特にホンダの場合は、「走り」に重きを置いているイメージが強いため、ステップワゴンよりも更にスポーティさを高めつつ、しかし乗り味は上質でラグジュアリーを両立できるような、価格に見合ったモデルへの進化に期待したいところです。
ただ、それだけの進化ともなると、ホンダお得の極端な大幅な値上げに繋がってしまうでしょうし、引き続き生産元を中国にて継続するのであれば、輸送コストなども考えると変更できるポイントは最小限になってしまう恐れもあるんですね。
もちろん、それだといつまで経ってもオデッセイの進化は感じられないですし、同車のフルモデルチェンジを期待するユーザーも多く存在するでしょうから(私もその一人)、是非ともホンダには頑張ってほしいところ。

