【市場の歪み】トヨタが上位独占も「前年比100%超え」は僅か5車種!ヤリス/カローラ/プリウスが大幅減、絶好調の裏で進む主力モデルの受注停止

2026年2月分のトヨタ新車販売・登録台数ランキングをチェック!

一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が、毎月定期的に更新している新車販売・登録台数ランキング。

今回は、2026年2月分のランキングを基に、50位内にランクインしているトヨタ車をピックアップ・考察していきたいと思います。

日本の自動車メーカーで上位をほぼ独占するトヨタですが、その一方で前年対比で100%を切っている(マイナスになっている)車種も非常に多く、「好調に見えて好調ではない?」との見方も。

早速、2026年2月分最新版のトヨタ新車販売・登録台数ランキングを見ていきましょう。


2026年2月度のトヨタ新車販売・登録台数ランキングはこうなっている

それでは早速、2026年2月分最新版となる、トヨタ新車販売・登録台数ランキングを見ていきましょう。

【2026年2月分のトヨタ新車販売・登録台数ランキング】

1位:ヤリスシリーズ(ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス等)
販売台数:11,280台
前年対比:74.0%

2位:シエンタ
販売台数:9,770台
前年対比:92.7%

3位:カローラシリーズ(セダン/スポーツ/ツーリング/クロス/GRカローラ等)
販売台数:9,699台
前年対比:68.0%

4位:ライズ
販売台数:8,726台
前年対比:109.1%

6位:ヴォクシー
販売台数:8,196台
前年対比:127.5%

7位:ルーミー
販売台数:7,448台
前年対比:95.5%

9位:ノア
販売台数:6,889台
前年対比:95.7%

12位:アルファード
販売台数:6,206台
前年対比:77.2%

14位:アクア
販売台数:5,596台
前年対比:73.4%

15位:ハリアー
販売台数:5,183台
前年対比:81.9%

18位:プリウス
販売台数:4,319台
前年対比:55.3%

19位:RAV4
販売台数:4,111台
前年対比:171.9%

22位:クラウンシリーズ(クロスオーバー/スポーツ/エステート/セダン)
販売台数:3,206台
前年対比:67.6%

23位:ランドクルーザーシリーズ(70/250/300)
販売台数:3,048台
前年対比:85.0%

26位:ヴェルファイア
販売台数:2,390台
前年対比:74.8%

30位:bZ4X
販売台数:2,070台
前年対比:9,000.0%

47位:ハイエースワゴン
販売台数:705台
前年対比:278.7%

via:一般社団法人・日本自動車販売協会連合会

以上の通りとなります。

17車種が50位以内にランクインしているにも関わらず、前年対比100%超えは僅か5車種

トヨタの場合、上位50位内のうち「17車種」がランクインしていて、更にその内の7車種がトップ10を独占している状態です。

ちなみに、前年対比において赤字で記載しているところが、前年よりもプラスになっている(100%を超えている)わけですが、ライズ/ヴォクシー/RAV4/bZ4X/ハイエースワゴンと、僅か5車種しかプラスになっていないことがわかります。

常に上位を独占しているヤリスシリーズやシエンタ、カローラシリーズ、ルーミーといったコンパクトモデルは、高い水準で販売台数を維持しているが故の見えにくいポイントなんですよね。

なお、今回ランクインしている車種のなかで、最も前年対比が低い車種がプリウスの55.3%で、反対に最も高かったのがbZ4Xの9,000.0%。

bZ4Xに関しては、ビッグマイナーチェンジによる航続距離の大幅延伸(エントリーグレードで700km以上)、更に最大70万円もの値下げを実施したことで「BEVが身近な存在」になったことも大きく影響しているのかもしれません。

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