【独自比較】なぜホンダN-BOXカスタム・ターボは「走り」で競合を圧倒するのか?実際に乗り継いで分かった絶対王者のバランスと、2026年夏マイチェンへの期待と不安
色んな軽自動車に乗ってきたが、走り含めてバランスが取れているのはN-BOX
ホンダの主力モデルの一つともいえるN-BOX。
2026年7月頃には、3台目(JF5/JF6)として初のビッグマイナーチェンジを実施する予定で、同年春頃には一旦受注停止となる予定です。
そんなN-BOXですが、当ブログでは先代の特別仕様車STYLE+ BLACKから始まり、現行JF5のカスタムターボと乗り継いできました。
この他にも、ダイハツ・ムーヴキャンバス (Daihatsu Move Canbus)やムーヴ RS (New Move RS)、三菱デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)と乗ってきましたが、走り含めてバランスの高さは、やはりN-BOXの方が優れているように感じました。
直進安定性やステアリングフィールの高さに驚かされる

まず、N-BOXの走りについて見ていきましょう。
●ハンドルに軽く手を添えるだけで、真っすぐ安定して走れるのはN-BOX
・ムーヴキャンバスやムーヴ、デリカミニなどになると、車体の軽さが影響しているのか、どちらかにブレてしまうことが多い●中~高速域でのステアリングフィールは、N-BOXの場合だと軽すぎず・重すぎずの丁度良い塩梅
・ムーヴキャンバスやムーヴもN-BOXに近いが、ハンドル支援の介入が少し強め
・デリカミニは高速域に入ると、ステアリングフィールはかなり軽めで不安感が増す●ブレーキタッチは、少し踏み込んでから初めて効き始めるので、ナチュラルな減速や微調整がし易い
・ブレーキを踏み始めた瞬間に効き始めると、どうしても微調整がし辛く、強めのブレーキになりがち●アクセルを踏み込んだときの引っ張り過ぎない加速とターボラグの小ささは、上手くバランスが取れている
・ムーヴRSやデリカミニの加速も素晴らしいが、加速の”安心感”はN-BOXに軍配が上がるかも
以上の通りとなります。

この評価は、あくまでも私の独断と偏見によるもので、他にこれまでに所有してきた軽自動車と比較しての評価になりますから、参考程度に見て頂けますと幸いです。
走りの評価においては、昨今の軽自動車のレベルの高さに驚かされるものの、「何かに突出している」わけではなく、バランスが取れているのはN-BOX。
決してN-BOXに忖度しているわけではなく、角が取れて親しみのある走りと扱いやすさという点では、よく考えられた車だと思っています。
おそらく軽自動車でシート位置が最も低く感じるのはN-BOX

続いて、N-BOXの乗り心地について見ていきましょう。
●N-BOXの乗り心地はマイルド寄りながらも、街乗りからロングドライブまで適していて、体の疲れが感じにくい
・ムーヴRSやデリカミニの乗り心地は”カタメ”寄りなので、こちらもロングドライブには適している●シート位置の低さはN-BOXが圧倒的に低い(助手席も低いのはN-BOXだけかも…)
・ムーヴRSやデリカミニはシート位置が高いために、重心位置も高く感じやすい
以上の通りとなります。

N-BOXの場合、路面の変化に対して、足回り動きや”いなし”は特段優れているわけではないものの、総じてバランス良く感じるのが不思議なところ。
何と言いますか…細かいところにおいて抜かりが感じられず、長年のフィードバック情報などから日本ユーザーの乗り味の好みを上手くまとめている印象を受けるんですよね。
