三菱の新型デリカミニを4か月&5,000km走らせて分かった『走りの違和感』。CVTの余計なステップ制御がスムーズな加速を阻害している?

早いもので、私のデリカミニも納車されて4か月以上が経過し、走行距離も6,000km目前

2025年12月に私に納車されて4か月以上が経過した、三菱のフルモデルチェンジ版・新型デリカミニ Tプレミアム・デリ丸パッケージ (Mitsubishi New Delica Mini T Premium DELIMARU Package)[2WD]。

今回は、本モデルを4か月以上&走行距離6,000km近く走らせた上での、走りや機能性におけるちょっとした不満をいくつかまとめていきたいと思います。

この他、納車後「通算14回目」となる給油・燃費記録もチェックしていきたいと思います。


CVTでありながら、ATのような余計な演出がパフォーマンスを低下させている

まずは、デリカミニのトランスミッションについて。

私が所有するデリカミニは、排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、トランスミッションはCVT(無段変速機)を採用しています。

CVTの最大の特徴としては、燃費の良さとスムーズな加速性能で、変速ショックがほとんどなく、街乗りで快適な走行を実現できること。

つまり、アクセルを踏み込んだときのシフト変換やショックの無さが、CVT最大のうま味なのですが、そのうま味を見事に潰してしまったのが「ATのようなシフト変換とショックを感じさせる演出」なんですね。

いわゆるステップ制御のようなものになるわけですが、せっかくのシフト変換しないことによるスムーズな加速を殺してしまったために、アクセルを踏み込んだときの滑らかな加速が失われ、ラグやショックも大きめ。

この野暮ったい演出は、ホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)のHonda S+ Shiftに近いものがあるわけですが、プレリュードは疑似的なDCTの演出とサウンドをウリにしているので、まだ許容の範囲内ではあるものの、それでも加速性能においては完全なマイナス。

デリカミニも、このステップ制御が無くなれば更に加速性能は向上でしょうし、以下のように0-100km/hの加速性能も伸びて、競合モデルのホンダN-BOXカスタムターボや、ダイハツ新型ムーヴ RSに近い数値を叩き出してくれるかもしれませんね。

デリカミニのオートブレーキホールドは甘い

続いて、デリカミニのオートブレーキホールド[ABH]機能について。

これは納車されてから頻繁的に起きることなので、敢えて不満の一つとして記載させていただくのですが、信号待ちや渋滞の際、ABH機能がONになっているにもかかわらず、ブレーキを踏み込んで停車しても、ABHが作動しないことが多いんですね。

そのため、てっきりABHが作動しているものと思ってブレーキペダルを離すと発進してしまい、それに驚いて再びブレーキを強く踏んだ際に、ようやくABHが作動することも多いんですよね(驚いた反動でアクエルとブレーキを踏み間違えたら、それはそれでとんでもない事故につながるので危険)。

こうしたABHの動作の稼働の甘さは、他に所有していたホンダN-BOXカスタムターボだったり、ダイハツ新型ムーヴRSでは全く無かったため、なぜデリカミニでこのようなことが起きてしまうのかは不明。

表面的な装備や機能面という点では評価の高いデリカミニですが、いざ実際に普段使いしてみると、結構抜けているところ(落とし穴)が多いので、今後も注視していく必要がありそうです。

2ページ目:デリカミニの納車後「通算14回目」となる給油・燃費記録をについて