世界にたった一台のワンオフモデル。パールブラウンのレクサス「LFA」が中古市場に登場

2020-05-26

アラブ首長国連邦にて、世界でたった1台しか存在しないワンオフモデルのレクサス「LFA」が中古車市場(ジェームズ・エディション)にて登場、
「LFA」は、レクサスが2010年12月に生産を開始した、トヨタとヤマハの共同開発により生み出された特別なV型10気筒エンジンを搭載するスーパースポーツカー。

世界限定500台のみ生産され、全ての個体を組上げるのに約5年も費やしたという究極のモデルとなりますが、今回登場した個体はシャシーナンバーが95で、ボディカラーは何とも独特なパール・ブラウンという世界に一台しか存在しないカラーとなります。


今回登場の「LFA」を確認していくと、ボディカラーが何とも印象的で、全体的に引き締まっており、足回りにおいても現在のF SPORTモデルにも派生されている専用ホイールと、イエローカラーのブレーキキャリパカバーとの相性はバッチリ。

おまけに、プロテクションラッピングによってボディが保護されているため、傷一つない完璧な仕上がり。

サイドを確認していくと、フロントボンネットからルーフエンドにかけての流線形は非常に滑らかで、特にAピラーからルーフまでのラインは一筆書きのような美しがありますね。
車体デザインだけを見たら、まるでミッドシップモデルのような”GTクーペ”という印象を受けますが、エンジンはフロントマウントとなっています。

走行距離は約1,730kgとほとんど走行されていませんでしたが、年中ガレージ内で徹底された温度管理のもとで保管されていたため、コンディションは抜群。

内装もこれまた渋めのオレンジとブラウンの中間となるキャメルカラーでレザー仕様。
ステアリングホイール周りは高級レザーの他にカーボンも使用されていますね。

なお、今回中古車として登場しているレクサス「LFA」は、アメリカ仕様での新車販売価格は約4,500万円(ニュルブルクリンクパッケージは新車販売価格は約5,300万円)であるのに対し、今回の中古車販売価格は約7,700万円と3,000万円以上も高い価格にて販売されているものの、一時期「LFA」は約1億円にて販売されていたと記憶していますが、それに比べると”大幅な値下がり”となっていますね。

Reference:autoevolution

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レクサス「LFAニュルブルックリンク・エディション」がイタリアにて、約8億円で販売中。
「LFA」は発売当初はセールスが伸びずに苦労したものの中古相場で値をあげており、今では今後の有望株とも考えられます。

レクサスLFA自体は500台の製造で、当初は日本のほうが海外よりも人気があり、日本市場は割当150台のところが200台に増やされたという経緯もありますね。
新車販売価格は3750万円で、ニュルブルックリンク・エディションはさらに700万円ほどの追加が必要になったと言われます。

今回イタリアで販売されているLFAは(500台のうち)50台のみ製造されたその「ニュルブルックリンク・エディション」でシャシーナンバーは00275となっています。
走行距離はわずか680キロでトヨタ社長(豊田章男氏)のサイン入りという希少な車両ではありますが、なんと販売価格は8億円と理解しがたい値ではあります。

LFAについては生産された40%が日本で販売されていますが、それらがまだ日本にあって海外で中古車が枯渇しているのか、はたまた日本のLFAはあらかた海外に出てしまって、それでも不足しているのかは不明ですが、いずれにせよ相場は上昇傾向ですね。

日本でのLFA中古相場はだいたい5800万円くらいとなっていますね。